BLOG
家づくりの基礎知識や暮らし方提案、モニター募集などブログ発信中!
こどもエコすまい支援事業の補助金が受けられる対象者とリフォーム工事
新築とリフォームでは補助金が受けられる条件が違います。
リフォームする住宅の所有者等
リフォームする住宅の所有者であればであれば申請可能です。所有者は個人・法人・管理組合等も含まれています。”住宅を所有し、居住する個人またはその家族”ともされているので、祖父母名義の家に住む孫夫婦がリフォーム工事を行う場合もOKです。
新築では子育て世帯と若者夫婦世帯に限定されていましたが、リフォーム工事ではこの対象となる制限はありません。
対象となるリフォーム工事とは
必須工事
次の3つの工事のうちいずれかは必須です。
使用する製品は事務局に登録された製品に限られます。
1. 開口部の断熱改修
ガラスの交換、内窓の設置、外窓の交換、ドア交換
窓の性能と大きさで1ヵ所あたりの補助額が変わります。
2. 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
性能レベル、断熱施工する部位毎に補助額が決められています。断熱材の種類別に最低使用量が決まっていますのでご注意ください。
3. エコ住宅設備の設置
太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池の設置が対象です。
節水型トイレ、節湯水栓は設置した台数に対して補助金を受けられますが、太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器、蓄電池については設置台数によらず、設置した設備の種類に応じた補助額です。
必須工事と同時に行う場合に対象となる工事
次の工事は必須工事と同時に行う場合のみ補助の対象です。
4~5の詳細は省きます。
4. 子育て対応改修
5. 防災性工場改修
7. バリアフリー改修
8. 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
9. リフォーム瑕疵保険等への加入
補助額の合計が50,000円未満の場合は補助対象外です。
例えば、節水型トイレを1台設置した場合の補助額は20,000円ほどですが、50,000円に満たないので補助金申請ができません。
こんなリフォーム工事は対象外
以下は公式ページからの抜粋です。
太陽光発電や燃料電池は用語が紛らわしいので注意
×ドアの一部および欄間に取り付けられたガラスを交換する工事
×店舗併用住宅等の住宅以外の部分の工事
×住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事
(いわゆる施主支給や材工分離による工事)
×外皮以外の部分(外気に面しない間仕切壁)の窓やガラス、ドアの工事
×屋外に設置した手すり工事や、屋外の段差解消の工事
×太陽光発電設備の設置工事
×家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)の設置工事
×リース設備の設置工事
×中古品を用いた工事
補助額上限
原則、1戸当たり30万円が補助上限です。
補助額上限の引き上げもあり
1. 子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事
世帯の定義は新築と同じです。この世帯に該当する人が中古住宅を購入してリフォームを行う場合は60万円に、購入を伴わない場合は45万円に引き上げられます。
3. 工事発注者が、自ら居住するために購入した既存住宅に行うリフォーム工事
子育て世帯または若者夫婦世帯以外で、中古住宅を購入してリフォームする場合は45万円に引き上げられます。ただし、購入する住宅は「R安心住宅」に限られます。
詳細な条件もありますので、詳しくは公式ページでご確認ください。
こどもエコすまい支援事業のリフォーム工事に対しての制限は比較的ゆるめです。
内窓を1カ所だけ、水栓の交換を1カ所だけという場合は、5万円に届かず対象にならないかもしれませんが、リビングや水廻りをリフォームするのであれば大丈夫でしょう。
例えば、お風呂と給湯器をリフォームするのであれば、高断熱浴槽(27,000円)エコキュートに交換(27,000円)浴室の窓も交換する事になるので(15,000円:サイズによる)で合計69,000円の補助が受けられます。
事業間でかぶっている工事はどうなる?
こどもエコすまい支援事業ではリフォーム工事の補助対象に窓と給湯器が含まれています。
先進的窓リノベ事業、給湯省エネ事業と補助対象が重複することになりますが、最も有利な条件で補助金申請ができる予定です。
この記事を書いた人
-
【 スタッフ 】
縁の下の力持ちとは僕らの事。
暮らしやすい家とはどんな家か?自由に楽しめる家とはどんな家のことか?日々、そんなことを考えながら、僕らはお客様のために今日も走る。