今日は
モノづくりのはなしに
触れると
日本の将来にも大きくかかわる
人手不足
人材不足
コロナ禍で
雇用を解約せざるを得なかった
状況から
いざ人が必要になった今
もう雇用したくても
なかなか人が集まらない
家を建てる
モノづくりの世界にいる
僕から見ても
建設業界の人手不足を
感じています
大工さんがいない
職人さんが不足してる
大阪万博のように
大きなプロジェクトがあると
職人さんは
かなり良い条件で引き抜かれていく
そうです。
それでなくても
職人さん不足と言われている
若い人がいない
今の世の中
人材育成は
将来に向かって
大切なこと
同じモノづくりの
自動車産業でも
車両の認証不正で
国内
全車種の出荷を停止した
自動車メーカー
クルマを作るために
直接部品を仕入れる
国内企業は400社
また
全車種の出荷を停止したことで
影響を受ける
取引先が8000社もあるという…
一台のクルマを完成させるために
ものすごい数の
企業が関わっている。
モノづくりの世界では
例えば
家を一軒建てるにしても
どれだけの人が動いているか…?
ざっと書き留めてみると
現場で工事するだけでも
足場を組む
コンクリートの基礎工事
材木の仕入れ
材木の加工
大工さん
建設資材の仕入れ先から
屋根工事に外壁工事
タイルやさん……
外の窓
家の中の建具
壁紙屋さん
カーテン
塗装工事のおじちゃん
大事な断熱工事など…
まだまだ続きますよー
お風呂
キッチン
洗面台とトイレの購入
それを接続する
水道屋さん
に
電気工事
大事な空気の入れ替えの
換気システム
外構工事
縁の下の力持ち
地盤調査も大事
図面の設計に
書類の提出先まで数えると
実は
家一軒建てるなら
現場で関わるだけでも
約20数社の協力が必要です!
昔から
家一軒建てると
みんなが潤ったと言われるように
現場以外でも
人が動いています
家が新しくなると
新しい家に合わせて購入したい
新しくしたいものに…
家具の購入
テレビとか
洗濯機
冷蔵庫
電子レンジまで新しくなれば
家電屋さんも潤います
せっかくだから
小物まで
きっと新しくしたい
新しい
スリッパ
食器も
タオルとかも新しく購入したい…
そう
家一軒建つと
家が完成するまで
どれだけの人が動いているか?
住宅関係の企業さん
職人さんだけでなく
小さなお店も潤います。
だから
家が新しくなることは
みんながうれしいこと
モノが完成するって
一人の職人さんが
一人でつくっているものもあるけど
モノづくりは
その陰で
何人もの人が動いています。
スポットライトを浴びるのは
一部の人だけど
モノづくりの裏方さんの
人数と
限りない努力で
家も
クルマも完成しているんですね。
それではまた明日。
ありがとうございました。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している