大雪警報が去ってから
今朝の信州は
信州のこの辺り一晩で
約30センチの積雪でした
その雪も
今朝は晴れて
陽気も暖かいからでしょうか
信州独特の
サラサラパウダースノーではなく
学生時代に北陸地方で体験した
湿った
重い雪でした
今朝のように雪が降っても
そんなに寒くない日は
水分を含んだ重い雪
こんな日の
雪かきは
もろ腕と腰に負担を受けます
もう
30センチも積もると
マシーンの手を借りたい…
早速
小型除雪マシーンの出動に
期待しても
この重い雪
この除雪機を操りながら感じたこと…
知らずに重ねた年月に
体力の衰えを感じる…
作業を
息子に交代したら
自分の動きとまったく違う
動きの軽やかさに
それも
シャツを腕まくりして
さわやかな顔をしながら
体力的にも
寒さにも
これっぽっちの影響を受けていない
若さに
あらら…
雪かきで気がついたことは
年齢と体力の違いも
もちろんだけど
男女の性別も違うと
同じ部屋の環境にいたとしても
快適に感じる人と
快適を感じない人もいるってこと
同じような
運動量で息が上がっているオヤジと
さわやかな顔の息子
それも
腕まくりしてるし…
室内環境を考えたときの
4要素には
空気温度
放射温度
気流速度に湿度が関係しているので
同じ室内環境でも
人の感じ方が違う
人それぞれ
着ている服の着衣量がちがう…
平気で腕まくりをしている人に
寒くて上着が脱げない人も
寒がりな人が
重ね着をするのは
自分とは温熱の感じ方が違うってこと
同じ環境の中でも
なんとか同じでいられる
家庭でも
職場の事務所でも
なるほどと思うことが
同じ環境を提供しているつもりでも
同じ部屋にいるはずなのに
そこにいるすべての人が
快適を感じているわけではない
カラダも同じ
ストーブで室内が暖まったとしても
床からの底冷えを感じると
暖かいけど
足だけは寒い
足以外は
寒さを感じないのに
床からの底冷えから
下半身
足だけが寒い
放射温度が影響している
それを
局所不快感と言うのだけど
それを
向上させることを
専門用語で
外皮性能を向上させることになる
それが
局所不快感を少なくする
これからの家づくりを
雪かきで学んでみました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している