この赤いクルマは
1968年
昭和なら43年の
生産されてからすでに
55年の時間が経過してます
でも
このクルマ…
粗大ゴミではありません!
高速道路だって…100キロなら平気
風をエンジンルームに入れて
エンジンを冷却する
うるさい空冷エンジンの
古いから
エアコンないです
エアバッグもないです
ドアは薄いし
今の安全基準で見たら不安だけど
趣味のクルマ
休日の自分の時間を取り戻す
だいじな相棒
古いものを
捨ててはいけないんだと…
古いものも
価値があると
意識するようになったのは
いつからだろうか?
自分には
不要になったとしても
それに価値を見出す人もいる
再利用されるなら
フリーマーケットに出店して
新しいオーナーに
見つけてほしいモノ
木造の古い家も
家の価値も
なるべくなら
こわしてはいけない派です
今日は
古民家
築140年の家を拝見させていただきました
建物の空気感は
子どもの頃のおばあちゃんの家よりも
もっと古い
目で見て感じるよりも
匂いが
そう思わせる
お話に夢中になって
写真が一枚もないのは…何やってんだよ!
と
君に言われるのは
わかっている
また後日紹介させていただきますが…
言葉でも伝えたいことがある
ここ信州須坂は
その昔
絹の生産で栄えた土地
蚕を育てる家が多く
古い家を訪ねると
だいたい
蚕を育てたらしい形跡が残る
築140年
幕末から明治に移行したころ
階高は低く
二階の床の根太という構造材が
そのまま天井として
化粧材として使われている
オーナーさんが言うには
今でこそ
古民家が一時のブームになっているけど
20年前は
その価値も理解されずに
風情ある家がどんどん壊されていたと言う
今の日本は
変わらずに地震国だけど
耐震基準を厳しくするのも
人の命を守るために
建築士として
わからないではない
でも
明治から昭和の時代を
飾ってきた古い家を
補強して
残すことはできる
人口が減少して
空き家が増えている
新しい家を建てる土地もないなら
既存住宅の取得
その家の面影を残しつつ
耐震性能と
断熱性能を上げる
全面改修工事をして
次の人の住処になってほしい
誰かには
不要になったモノも
それに価値を見出す人もいる
モノが余っている
空き家が増えている
その家をこわすのではなく
この国も
ヨーロッパ諸外国のように
古い町並みが残る
古きよきものが
身近に存在するような国を見習いたいと
古いもの好きの
思う事でした
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
それではまた明日。
そう…
今日のブログで
ブログを毎日書き続けて
730日
スタートして二年が過ぎました
おめでとうLINEが届きました
ブログを読んでくれている方にも
二年前のスタートに
ブログのスタートに携わっていただいた
スタッフのみなさんに
とっても感謝しています
スタートしたころです
これからも…よろしくお願いします
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している