今日の日曜日は
信州も朝から雨…
外に出ると
視覚からも
聴覚からも
雨音がさびしい日
雨音には
人を心細くさせたり
弱気にさせるから…
学生時代
一人暮らしの経験があるひとなら
雨の日ほど
さびしい日はなかった
と思いませんか?
雨音はショパンの調べ
雨の日はその曲が頭からはなれない
さて
今の時代に戻ると…
今日の雨
関東甲信越
筆者の拠点
信州も梅雨入りしました
でも実は
雨が降らなくても
現代人の
その9割が室内にいるようです
オフィスにいる健康な人も
高齢者も
外にいる人は
全体の10%ぐらい
9割の人は室内にいるので
ここで今日触れたいことは
室内環境
室内空気の話です
僕が子どものころの
おばあちゃんの家のように
昔の家は
すき間だらけだったから
冬のおばちゃんの家は
寒くて
夜の布団にもぐっても
その布団が
冷蔵庫で冷やされていたかのように
ひんやりとしていた記憶
知識を得た今に思えば
昔の家は
そのすき間があったので
自然に空気が入れ替わっていた
だから
それほど室内の空気の汚れを
気にすることもなかった
しかし
今の家づくりには
気密性
断熱性を上げることで
むかしの家の弱点になる
暖房効率を上げてきたのです
だから
今の家は
非常に気密性がいいことであたたかいけど
室内空気の問題が
言われるようになったのです
20年以上前に
建物の気密化に
家づくりが移行したころの問題に
汚染物質のひとつに
化学物質
家が気密化することと
化学物質を放散していた建材が使われたことで
家の新築
リフォームに
目が痛い
頭痛がする
めまいがする
それがシックハウスと言われていました
今の家づくり
むかしの家のすき間風のように
機械的に
空気の入れ替えを管理する
適切な建材が選ばれるのと
24時間の換気システムによって
きれいな空気を吸える家
家は
ますます暮らしやすく
住みやすい家になってきています
が
雨の日の
外から聞こえるそのショパン
どうしても
さびしくなってしまうのは
こればかりは
改善のしようもないかもしれないので
ご家族と
親しい人と
一日をすごしてください
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している