今の時期
高校一年生の娘は
文化祭シーズンの楽しいとき
週末は
友だちの高校の文化祭に遊びに行ったり
この週末は
通っている高校の文化祭
その準備と練習で
この一週間は帰ってくる時間が遅く
夜道を歩かせるのも心配なので
暗くならなくても
LINEで待ち合わせて
娘をむかえに行きます
僕が
高校のころは
今ほど不審者情報とか
不安も少なかったので
女の子の親が迎えに来ることも
ほとんどなかったような記憶でしたが
今の時代は
暗くなれば
お父さんか
お母さんがクルマで迎えにくるほど
世の中を信じられない
心配な時代です
親が子どもの送り迎えをする
まるで昔のアメリカのドラマのようなことが
今の日本でも当たり前になっているほど
治安が悪いと言うよりも
モラルのない人が増えた
不審者も増えて
まるで諸外国のようです
今の時代を見ていると
家も
家族を守るための
シェルターの役割に変わりつつあります
少し前から
固定電話の個人情報を電話帳に載せない
個人を特定できないように
表札を設けない家が
増えはじめました
お風呂
脱衣室
トイレの窓にはルーバーを設ける
安全策に代わって
最近は
お風呂に窓を設けない家が
増えています
ここが浴室だと特定されやすいと
覗かれるのではないか?
心配という理由で
浴室は無窓にする家
昔の家づくりは
風を通して
換気をする
家の湿気を逃すために
風の入り口になる
北側の窓は低い位置に
南面の風が流れていく壁面には
高窓がついている家
窓の配置は
気圧差と
風の流れから
窓を工夫していました
お風呂の窓も
暖まった熱は天井に上がるから
高窓がついていたことおぼえていますか?
ひと昔前の家は
風の通り道を上手に利用して
換気対策をしていたのですが
今の家は
換気のシステムが上手にできているので
浴室に
窓を設けて
浴室の位置を悟られる不安を感じるなら
浴室には
窓を設けない
家の中をのぞかれるなんて許せない!
それなら
何も外壁面に浴室を設ける理由もないので
家族を守れる家で
安心してくつろいでください
それではまた明日。
15日は海の日
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している