実は店舗建築の断熱性能はとても低い

 

息子が

夏休みで帰省中

地元のラーメンを食べたい

 

 

 

それならば…

 

 

越境して

味噌で有名な人気店に到着

 

 

この店は

味噌ラーメンが有名で

 

 

僕も好きなラーメンです

 

 

 

 

お店が込んでいるのは承知で

到着したら

12時半過ぎ

 

 

 

見たところ

40人が並んでいました

太陽はカンカンに怒っているので

 

 

 

クルマには

 

帽子も傘すらもないので

新聞を日傘代わりに

1時間並び

 

 

 

やっと着座できたのに

お店の中は涼しくない…

 

 

なんでか…？

 

 

 

見たところ

南に面する壁の全面が

ガラス張りの吹き抜け天井

 

 

これでは

エアコンだって効かない

 

 

南に面するガラス面には

ロールスクリーンが下りていても

 

 

 

37℃の体温を持つ

50人の人が

熱いラーメンをすすっていれば

 

 

エアコンなんて効かないの…

 

 

 

 

 

飲食店舗の建築も

アパートも

どういうわけか…

 

 

 

室内環境が悪い

その理由

 

 

 

売り上げ重視の飲食店舗は

いかに

イニシャルコストを下げて土俵をつくるか

 

 

 

建物の完成は

コストダウンを意識しすぎるあまり

壁の中で見えない

 

断熱性能は下の下

 

 

 

 

もちろん

建物見栄えにお金をかけたい

 

 

壁の中の

見えない部分は…

 

 

店舗の過ごしやすい

室内環境を重視することは二の次

 

 

 

 

これは

アパートにも同じことが言えます

 

 

 

 

エアコンの効きが悪いのは

断熱工事の手抜きにある

 

 

実は

手抜きというよりも

計画に

断熱材の重要性を軽く見ている業者が

 

 

いまだに多い

 

 

 

 

いかに低予算で店舗をつくり

売り上げの向上を狙うか

 

 

店舗建築の断熱性能は

その範囲

 

 

 

ラーメン店は

 

ほかのレストラン

居酒屋に比べると

テーブルの回転が早いので

 

 

 

着座から

食べ終わるまでに20分

 

 

人の回転が速いので

食べている人も

室内環境を気にしないで店を去る

 

 

 

 

今の家づくりに

目指しているポイントは

違うかもしれませんが

 

 

 

 

実際に

家を建てるなら

断熱性能を重要視して

 

 

 

その効率を十分上げるために

間取りまで工夫する

 

 

 

そこまで提案できる

建築士と

家づくりの相談をする

 

 

 

それは

住宅ローンを払い続ける

35年間

 

 

 

それ以外に

消費エネルギーに支払うお金も

考慮してくださいね

 

 

 

 

35年の融資の返済と

 

毎月の

消費エネルギーに支払うお金が

大きいと

 

 

 

建物の返済にも負担が大きくなること

 

 

 

建物返済をしながらも

夏の暑い日は

エアコンが必要

 

冬の寒い日も

 

 

 

その効率が悪いと

誰よりも

消費エネルギーに余計なお金を支払うことになる

 

 

 

だから

高性能断熱材の選択が

大事なのです

 

 

 

 

涼しく過ごしたいけど

エアコンの電気料金のことも

一緒に考えましょう

 

 

 

 

それではまた明日。