会社の敷地に建つ
ツリーハウスには
いつからか
子どもたちがやってくるようになって
放課後から
帰る時間まで
にぎやかな声が聞こえてきます
夏休みが終わり
二学期がはじまると
また
このツリーハウスのある敷地に
子どもたちが帰ってきます
あるご相談で
子どもたちが
驚くような
いつまでもここにいたいと思うような
空間づくりの
打ち合わせをしたときのこと
ツリーハウスから
すべり台で
子どもたちを草原に飛ばしてあげたい
ツリーハウスの
ステーションから
ジップラインで草原を移動するなんてどうでしょう…
それは
どうやって
子どもたちをよろこばせようか?
そこに原点がある
大人の意見交換
きっと子どものころ
知恵を出して遊んだ世代が
もう一度
子どもに戻って遊んでいたい
そんな大人たちの
空間づくりの打ち合わせ
家づくりに
ふたつの提案の仕方があるとしたら…
ひとつは
ハウスメーカーさんのように
規格プランの中から
気に入った家を選ぶ
選択する提案と
もう一つに…
僕だったら
どんな風に暮らしてみたいか?
ご家族の趣味まで含めて
ヒアリングから
形をつくる
オーナー様の
内に秘めているモノを
引き出しながら
家という
形をつくる
そこからはじまる家づくりは
もし
この家が手に入ったなら
どんな暮らしが待っているだろうか
暮らしを想像してほしい
潜在意識を引き出せるように
ただ家をつくる会社ではいられない
家が完成していく
プロセスまでも大切にしたいので
親が子どもを驚かせたい
その気持ちと同じように
家づくりに
記憶に残るような体験で
家が完成していくまで
寄り添う
その続きは
家が完成しても
家づくりと同じ
プロセスで
暮らしがつながっていくことを想像して
親が子どもを驚かせたい
家づくりに秘めていることのひとつ
家づくりを
スタートするときに
気に入ったプランを選ぶのも
その選択も
思いを聞いて
形にしていく家づくりも
そのどちらも
家づくりのひとつの選択なら
生涯で一度の家づくりこそ
自分の中の
子ども心と
潜在意識の中の自分と向き合った家を
選んでみませんか?
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している