立場的に
人の仕事ぶりを見ては
この人は
手順のいい人と感心したり
段取りのいい仕事をしている人は
その仕事の質も上がるし
手際もいい
手際がいいと
見ていても気持ちがいい
それがプロの仕事
食事の準備に
自分の仕事ぶりを
第三者の目で見ると…
お世辞にも
手際がいいとは言えない💦
段取り八分の仕事二分
キッチンを見ると
何をつくりたいのか
本人以外はたぶんわからない…
でも
日曜日の朝
娘にサンドイッチをつくった時は
必要な食材と調味料をズラリ並べてみたら
ほー
これが
手際のいいシェフの仕事かも…?
と
ひとりで感心して
特に
職人の世界
段取り八分の仕事二分を
何をするにも
事前準備の大切さを表す格言として
使われますが
事前にきちんと
段取りさえしておけば
仕事の8割は完了したもの
仕事に取り掛かる前に
具体的に仕事を進める手順を
きっちりと
決めておけば
その仕事の
質も上がるし
手順も早い
現場では
断熱材の吹付が完了するころ
発泡ウレタンを
吹き付ける断熱工事
この工事
現場監督に聞くと
ウレタンを吹き付ける前の
下準備が大切だと言います
その
ウレタンを吹く前に
壁の中に隠れてしまう
大事な部分の
施工を完了させておく必要がある
その作業に
大工さんの
ボードを張る下地が施工されているか
電気工事の
外壁部分の配線が完了しているか
エアコンの下地と
配管ダクトが設置されているか
24時間換気システムの
吸気口の開口が確保されているか
ウレタンを吹きつける前の
準備作業
その
準備作業ができていて
次の工程にスムーズに移れる
工事現場にこそ
段取り八分の仕事二分
事前準備の大切さを表す格言として
僕も
若いころに
先輩や
大工の棟梁に
耳にタコができるくらい言われてきました
でも
その仕事の運びを身に着けると
誰の目から見ても
手際がいいと言われるようになるんですね
余裕のある日は
キッチンに立ったら
今日の予定献立の
材料もろもろを
ずらりと並べて
段取り八分の仕事二分
手際のいい仕事を意識しながら
仕事に取りかかろうと思うのです…
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している