例えば
住宅メーカーさん
住宅建設会社の我々が
よく聞かれることに
家は
何年もつでしょうか?
僕も
よく聞かれますが…
最近
自動車関連の人からも
似たようなこと
クルマは何年乗れるものか?
共通の話題を
見つけました
最近のお財布事情も
未だに
新車の納車にも時間がかかる
いろいろな理由から
今のクルマをいつまで維持できるか
心配になる
確かに
僕が20代に
1970年代の古いワーゲンに乗っていた頃
20年落ちの中古車は
このクルマは一体あと何年乗れるのか?
僕も不思議でした
あと5年もしたら
錆びた鉄板は
崩れ落ちて跡形もなくなるのではないか?
そんな根拠のない心配をしていた頃が
ありますが…
実は
自動車は
普通に15年から20年は乗れるそうです
むかーしのボンネットバスと50歳のワーゲン
もちろん
そのためにも
メンテナンスは必要であり
クルマがどう使われているか
走行距離も
多いとそれなりのダメージもあります
保管場所も
青空駐車よりも車庫保管の方が
クルマのダメージは少ない
定期的にオイル交換して
しっかりとメンテナンスを受けた
車検を通す
最近の
安く車検を通すためだけの
ショップに依頼するよりは
ディーラー扱いの
お店に依頼する方がよい
まして
20年
だんだん
消耗部品もなくなってくるので
たしかに
長く乗るほどリスクは大きいのですが
20年乗れるとしても
趣味性
家族構成によって
クルマの車種を変えたい
そんな需要もあるので
実際は
7年から10年のサイクルで
クルマは買い替える人が多いそうです
クルマは何年もつでしょう?
その問い…
なんだか
家の寿命にも似ています
家は
どのくらい持つのか?
同じような問いかけに
クルマが車検を受けるように
家を建てた住宅会社からの
定期的な点検メンテナンスを受ける
クルマが車庫保管で
きれいに保たれるように
早めに
10年から15年のサイクルで
外装のリフォームをすれば
ダメージも少ない
走行距離が多いクルマほど
ダメージが大きいのも
ていねいに使えば
いつまでもきれいなままの状態を
維持できる…それって家も同じ
モノの使い方次第
そのクルマが新車だったころ
大事に乗りはじめたように
プロの手が必要な時は
プロに任せて
普段の
お手入れには
みなさんの心がけ次第
どうぞ
お引き渡した家は
いつまでも大事にしてほしい…
何年前に
お引き渡した家であったとしても
親心
困った時も
そうでないときも
声をかけてください
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している