家のバランスを考えると…窓の役割って？

 

 

夕暮れ時

この方角から

建物を見たときに

 

 

間接照明で

シルエットが浮き上がるような

明かりが灯る

 

 

 

吹き抜けの

大きな窓から

その明かりが見えるように

 

 

大きな開口を

サッシを

取り入れてみますか…

 

 

 

 

 

 

プランの打ち合わせは

こんな感じに

意見が交換されます

 

 

 

 

 

 

 

窓の役割には

いくつもの期待があります

 

 

この土地を選んだ

ステキな風景を

 

 

一番お気に入りの部屋の窓から

眺められるように

 

 

 

 

建物を客観的に

 

外から見たときに

室内の照明を美しく見せたいから…

 

つまりは

建物を外から見たときの

 

 

美しいシルエット

明かりの演出にも…

 

 

 

ほかには…

 

この空間に

小さくてもいいから

少しの風を取り入れたい…

 

 

北側の部屋の窓

直射光でなくていいので

ほのかに照らされたらいいなぁ…

 

 

 

窓は

いろんな役割が期待されています

 

 

 

 

室内に風を通すため

 

 

室内に直射光

または

ほのかな明かり…採光を

取り入れるために

 

 

 

 

そして

建物を

客観的に見たときの

 

 

窓から灯る

明かりまで含めて

美しく見せたいと思うために

 

 

 

 

窓の役割を

ならべてみましたが…

 

 

 

窓は

外壁面よりも

断熱性能が劣る理由から

 

 

開口部は

なるべく大きくしないほうがいい

そう言われていた時代もありました

 

 

しかし最近の

窓の性能

ますます良くなって

 

 

南に面する

吐き出しの窓は

 

 

冬の

太陽光を

室内の奥まで入れたい

 

 

 

 

 

パッシブエネルギーで

冬の室内を

すこしでもあたためたい

 

 

冬の

部屋をあたためたい理由から

開口部を広くとる

 

 

 

むかしの

日本の家づくりが

南に面する開口部を広く工夫したように

 

 

 

最近

そんな開口部を

広くとりたい

希望が増えています

 

 

 

そのためには

開口部を広く開けた場合の

 

バランスのよい

壁面の耐震計画も必要になります

 

 

しかし

 

 

 

冬のあたたかさだけを考えて

南面の開口部を広くしても

 

 

 

家の中に

夏の大きなエネルギー

 

日差しが差し込み

暑くて大変なことになってしまうので

 

 

開口部の外側にシェードを設けて

夏の日差しを室内に入れない工夫

 

 

 

その工夫次第で

夏を乗り切りたいですね

 

 

 

 

サッシの性能が良くなったと

冒頭で述べましたが

 

 

ペアガラスのサッシから

 

 

今では

トリプルガラスまで

採用できる時代

 

 

 

 

でも

 

風を通したい

窓からの明かりを求めていることも

 

 

 

家の性能を上げることが

基本なので

 

 

 

 

デザインと

耐震性能

 

 

エアコンを効率よく使える

断熱性能まで上げる

 

 

 

今の時代に適う家を建てることで

やっと

窓の性能も発揮できます

 

 

 

 

家づくりは

トータルのバランスで考えることが

要求されているのです

 

 

 

それではまた明日。