トミカのミニカーって
僕が子どものころからあるオモチャ
今では
コンビニでも売ってます
僕には
二人の息子と
一人の娘がいるのですが
成人した息子たち
彼らがまだ小さかったころ
どこの親もしてあげたように
トミカのミニカーをせがまれて
よく買ってあげました
子どもたちは
特に男の子は
クルマが好きなので
当時でも400円ぐらい?
子ども向けのオモチャは
丈夫で単純なつくりなんだけど
そのトミカのミニカーの
おもしろいところは
クルマそれぞれのスケールが違うんです
スケールというのは
縮尺のこと
建築の設計図でいえば
家の縮尺
図面上では
概要として必要な時は1/100の
スケールで
細かな
詳細を見せたいときは
もう少し拡大した図面
1/50または1/30の
大きなスケールで表現しますが
トミカのミニカーのサイズは
統一されていないのです
トミカの子どもへの配慮として
すごいと思うのは
小さな子どもが遊びやすいように
子どもの小さな手のひらに収まるサイズで
そのクルマのスケールを決めている
あきらかに大きさが違う
スポーツカーと
大きなトラックが
実寸のように
同じ縮尺だったら
スポーツカーとトラックなら
異常に
トラックが大きくなってしまうので
トミカは
縮尺を統一させないで
トラックでも
スポーツカーでも
すっぽりと子どもの手のひらに収まるように
スケールを変えているところが
素晴らしい
ミニカーで遊んだ子どもたちは
もう少し大きく育つと
自分でクルマのプラモデルを
作りたがる
家の図面のように
設計図に沿って
組み立てていく
スキルが上がると
色も塗りたくなるので
完成したクルマは
制作者のスキルも影響しますが
小さかったころの
ミニカーよりも
リアルな模型として完成します
その
ミニカーと
プラモデルの制作の過程
建売住宅と
注文住宅のちがい
今日のブログは…
完成したものを手に入れる
ミニカーと建売住宅
リアルに
自分の思うように色を選びながら
完成までワクワクさせながら
完成に向かう
プラモデルと
注文住宅
注文住宅は自分でつくれないけど
完成まで
大勢の職人さんの手で
いろんな打ち合わせをしながら
自分が描いた家の
完成に向かっています
高齢な母親のことを想い
手摺の位置と
洗面所の高さに悩んだり…
家族の基準に合わせて
家を完成させていくことができるのも
建売住宅を購入したら
叶わないことかもしれない
家族の基準で
プランから
インテリアの配色にも
その家で暮らす家族に
配慮できるように
生活しやすいように
カスタムができる家
それが
ミニカーではなくて
完成していく
プラモデルにワクワクするように
オリジナルの家を手に入れる
魅力でしょうか
それではまた明日。
これは
僕のコレクションの一部
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している