高校一年生の
娘の
ペンケースをのぞいても
今の高校生は
えんぴつを持たないんです
えんぴつから
シャープペンシルに変わる
過渡期が
いつだかわかりますか?
小学生までは
Bのえんぴつを使うように
指導を受けていたので
間違いなく
小学生までは
えんぴつを使っていましたが
中学生になると
シャーペンに持ち変える
シャーペンも
えんぴつも
建築の学生には
なくてはならない必需品でした
それも
0.3mm
0.5mm
0.7mmのそれぞれの芯のシャーペンを
使い分けるのが
建築の学生
今の建築の学生は
たぶん
パソコンで設計をするから
僕が学生だった頃のように
シャーペンと鉛筆を使うのだろうか?
僕がゼミにいたころの
あの頃の
建築の学生は
やっとパソコンが普及しはじめたころ
当時の建築の学生は
まだまだシンプルに
鉛筆
シャーペンと
ロットペンで勝負
図面の立体感の明暗とか
強弱の変化を
三種類の太さの
シャーペンで
どこまで表現できるか
競っていたものです
今でも
ちょっとしたっスケッチも
プランを考える時の
ゾーニングという
下書きには
僕は鉛筆を使う
それも
小学生の時に使用した
子どもたちが残した
短いえんぴつを
ペンシルホルダーに通して
ギリギリまで使う
お気に入りのペンホルダー
えんぴつの方が
筆圧が馴染む
スケッチを描く時も
基本は
えんぴつと色えんぴつを使うので
僕は
人よりも
えんぴつを手に持つ時間が長いかもしれない
これ
最近手に入れたもの
大人の鉛筆
ネーミングがいい
これ
シャーペンのように
ノック式
でも
えんぴつと同じ
2mm芯で
えんぴつと同じ
木軸の
まるで
えんぴつを持っているような
この
大人の鉛筆を購入して
パッケージの中を見ると…
「最近鉛筆を使っていますか?」
と書かれていました…
日本の鉛筆の生産は
年々低下してピークの時の
1/3にまで減ってしまったようです
パソコンの普及で
文字を書かない時代に変わって
もっと
自分の手て文字を書いてほしいそうです
そんな思いから
えんぴつ屋による
商品の誕生物語がよかった
えんぴつと同じ木軸
えんぴつ用の2mmの芯
この一本から
誰かの生活のプランのヒントが生まれます
えんぴつファンには
うれしい
大人の鉛筆のはなしでした
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している