今年も一年
あと10日ほどですね
年内に納品の仕事が迫ると
つい目先の忙しさに
忙しなくなってしまう
僕もその部類です…
忙しくなると
つい
手元の仕事に集中してしまうあまり
目線をそらした
視界の先が
おろそかになることもあります
故意でないとしても
その
ちょっとばかり配慮が足りなかったことで
お客様に
取引先にも
いやな思いをさせてしまったことって
人生の中で
ひとつもふたつも
もっとあったような覚えがあります
今日
暮れになると
いつものこんな歌番組が
昭和を懐かしく思う世代は
つい
観てしまう
暮れの定番
昭和の名曲だったかな?
そんな番組にかじりついてしまった
そのなかで
有名な演歌歌手のかたが
ステージで
お客様に意識していたことに
ヒットした曲は
何百回も
何千回もステージで歌うけど
何千回も歌うとしても
手を抜いてしまわないように
心がけてきたと…
それは
自分の中では
何千回も歌ってきた歌でも
ステージで
はじめてその歌を聴く人がいるから
一生懸命
一度でも手は抜けないと言ってました
モノづくりにも
同じことが言えると
共感しながら言葉を聞いていたのですが
ふりかえると
モノを作る
工事現場は
今の時代にそぐわない
振舞い
言葉遣いが悪い
自分本位である…
今の時代でも
もしそんな人がいれば
いやですよね
その人ひとりの勝手なふるまいで
工事現場の
空気そのものが
険悪なムードになっている
そんな時代も
むかし
確かにありました
建設工事現場が
3Kと言われた時代
3Kとは
三つの頭文字K
きつい…Kitsui
汚い…Kitanai
危険…Kiken
過去の建設現場では
3Kが常識の時代
更に
給料が安い
休暇が少ない
カッコ悪い
それが加わって
6Kの時代と呼ばれたことも
過去の建設業は
若い人の働き手がなく
建設業の人材不足と言われていました
その環境のなかで
働く人には
振舞い
言葉遣いに欠けた
自分本位な
工事現場の
空気そのものが
険悪なムードになっている
その時代には
そんな人が現場にいました
最近の工事現場は
マナーも守られて
現場の環境が大きく変わりました
今の時代
人を顎で使うような
頭ごなしに人を見下すような人がいると
現場の環境が悪くなるので
今は
そんな人は
どこの職場にも受け入れられない時代
どんな
業種でも
何を売るお店でも
険悪な空気は
人に伝わります
いやな言葉を
口にした本人は
お山の大将で
自分が気がつかなくても
まわりの人は
即
気がついています
反応してます
いくらいいものを売っていたとしても
この人からは
買いたくないと思ったら
その店では
僕は
買わない
せっかくお金を払って
購入するなら
その商品を購入する
プロセスまで楽しんで
購入したい
いくら安くても
お財布のひもが緩んでも
いやな人からは
購入しないほうがいいと思います
ステージで
手を抜かなかった
プロの歌手のように
商品と同じように
人も評価されます
どちらにも評価される
家づくり商人でありたいと
思ったなー
皆さんどう思いますか?
問いかけてしまいましたが
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している