
屋台のラーメン
オヤジ世代をくすぐるけど
今
若い世代に人気なんだとか…?
こじゃれた
キッチンカーもいいけど
屋台のラーメンかぁ…
木でできた
店舗
調理場
カウンターを
今夜の
予定地で組み上げると
Z世代には
体験したことのない
昭和を感じさせる空間で
すするしょうゆラーメンが美味い
テレビの様子を見ていると
食べたいなーと思います
中学生の頃
東京で見た
ガード下の
屋台ラーメンを思い出しました
食べることはできなかったけど
そうですね…
一度は食べたい
令和になっても
あの頃の昭和を感じるような
体験をしてみたい…
日本人という国民性なのか
モノとコトというものは
流行という短時間で駆け抜ける
過ぎてしまうと
時代遅れと言われてしまうところ
住宅も
プロの目から見ると
なんとなく
その時代背景が浮かんでくる
つまりは
家の流行り廃りがわかってしまうほど
時代に流されるデザインが多いということ
普遍的なデザインが
残せない国かもしれない
家にも
スタンダードと言われるものが日本には
少ない
スタンダード
その流行り廃りに影響されない
普遍的な美しさを追求するもの
僕の趣味のクルマに
この
ワーゲンビートル
1930年代後半の試作から
1980年初頭まで
50年近くも
基本設計が変わらずに
全世界で2200万台を超える販売記録がある
50年の時間の流れで
基本設計が変わらずに
売れ続けたクルマ
この
デザインは
多くの人から愛されていた普遍的なもの
家に例えると
海外で見かける
カバードポーチのある家
玄関ポーチには
ブランコを吊り下がっている光景
広いデッキスペースで
ママ友のカフェのように過ごす
子どもたちの
夏休みのプールにも
週末には
友達家族を招いてBBQ
カバードポーチの
楽しみは
想像次第
このカバードポーチは
普遍的なデザインだけでなく
アメリカンスタイルの
かっこいいデザインが魅力なだけではない
実は
この屋根のあるポーチは
夏の猛暑の日差しを遮蔽する役割もある
この
ポーチの屋根が
室内に入り込む日射を遮蔽する働き
冬の寒い日は
このポーチの屋根の下から
冬の低い太陽から
やさしい日差しを
家の中に取り込める
実は
南面に庇があると
一年を通して
太陽の変化する高度から
日差しを遮ることも
受け入れることまで出来る
普遍的なデザインには
そのデザインがいつまでも変わらない
必要とされる理由がある
なんでも
流行りを追いかける
それだけではないのだと思いますね…
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している