
新築から
築25年になる
お住いの
外壁お化粧直しの相談を受けた時の
あの当時の信州の家づくりは
冬の寒さから
より快適な家を目指す住宅会社と
現状と何も変わらない住宅会社が
家づくりの自慢話が
ふたつに分かれていた頃でした
変わろうとしない会社は…
日本の家には
日本の風土に合った家を建てる…と言いながら
従来の家づくりから何も変えようとしない
つまり
進歩なく
何も変わっていない会社
それに対して
将来を見据えた会社は…
これからは
木造の強度と
室内の温熱環境に配慮した家
そのニーズに対応できることが
求められ
それを見通した会社と
分かれはじめていた頃でした
家づくりも常に変わっていきます
その
ちょうど過渡期だった頃の
私たちも
従来の
日本の木造建築から
より性能のいい断熱材の選択
開口部の…つまり窓の性能に期待して
海外の家ではすでに当たり前の
新鮮な空気に入れ替える
換気システムのことまで
導入を検討していた頃です
たぶんそれ以前だったか?
建設資材の進歩から
普通に施工しても高気密化している
当時の住宅事情から
密閉された家の中
建設資材からの
微量な有害物質が家の中に浮遊する
ホルムアルデヒド対策から
数年後には
24時間換気システムの施行されて
25年前の家は
家づくりのそんな過渡期でした
それ以前に
つくられていた家は
日本の家は
大きな地震災害を受けると
耐震性の向上に
それ以上の
耐震基準を課せられて
だんだん丈夫な家になりましたが
丈夫な家と
むかしからの心配な家
それ以前に遡る家には
心配なことがたくさんあります
もし地震が起こってしまったら
二階が崩れてしまわないか…?
夜
布団の中で天井を見上げた時の
もしもの怖さ
二階が落ちてきたら…💦
当時新築したときと今では
家族構成も変わり
二階が不要になると
減築して
家を軽くしたい
家のダイエットを考える
家族構成が変わることで
不要になった二階を撤去する
夜中に目を覚ますと
天井の上に二階があることが
怖い…
もう
二階はいらない…
これからの暮らし方に合わせた
家の形に…
そんな
困ったことにも
ご相談ください
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している