
平屋の家の需要が増えています
信州の平屋率
2014年から
2022年の間に
1割だった平屋の比率が
8年の間に
2割まで増えています
それも
セカンドハウスでなく
中古住宅のリフォームでもない
若いご夫婦が
新築として
メインの家として普及している
そんなブログはこちらに👆
私が20代の
現場で作業をしていた頃は
信州の家は
大きかった
瓦屋根の和風の家は
玄関が立派で
見栄っ張りな床柱のある
奥座敷まで数えると
和室が三部屋もある…
一体何に使うの?
と思うような大きな家を
毎年当たり前のように
建設していましたが
あのころ
二世帯住宅なんて言葉もなく
カテゴリーもなかった
家を建てると言えば
和風の大きな家が当たり前だったのですが
それから
世間の住宅事情は
親離れ
核家族化というキーワードが
日本の家庭を変えました
家族のありかたまでも変わりました
家を建てるのが
あと数年後だったら…
義父母と暮らさなくてもよかったのに…
別々に家を建てたのに
1990年代も終わるころ
親と同居から
親夫婦
子ども夫婦それぞれの
居住空間に移行して
家づくりも
コンパクトな
4LDKの時代に入ったのです
子育て世代の家と言われた
4LDKも
少子化から
3LDKの普及へ
時代はどんどん変わり
令和になると
平屋の普及率が伸びています
昔の若者と
今の時代の若夫婦の
価値観がすでに全く違います
モノに執着しない
無駄なものは省いて
シンプルに暮らしたい
住宅建設費の高騰
それも理由かもしれない
もう
大きな家もいらない
生活しやすい動線の家
今の彼らの
育った環境が
ドはまり
導いたかもしれない平屋の家
実家を見れば
自分たちが育った部屋も
今では物置に変わり
使われることのない
二階建の家の無駄を
若い彼らは見抜いているのかもしれない
もし
手に入れる予定の土地が
平屋には小さすぎるのか?
適さないかもしれない?
その心配は
必要のないほど
平屋の家は普及しているようですよ
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している