
今日の信州
半袖の若者も
30℃近くまで気温が上昇し
4月ですでに夏日をむかえたようです
その日の移動
クルマの中は
今年はじめて冷房を入れた一日
今年はじめての
夏日が
まだ4月なのに
こんなにも早く訪れると
これからやってくる
夏本番は一体どうなるのか?
実は
本当に心配してほしいのです
特に
実家で暮らす高齢のご両親
一人暮らしの高齢者には
というのも…
日本の家づくり
断熱性能を従来よりも
高性能に見直すべき
取り組み始めた過渡期が
おおよそ30年前だったのですが
そのころ
断熱性能をどこよりも重要視して
家づくりの革命を行っていた
住宅会社と
何も変えようとしない
住宅会社の
方向性が分かれた時でした
あれから
30年
住宅性能を
断熱性能まで
先を見越した会社と
出遅れた会社に分かれたのですが
その
二方向に分かれてしまったことで
住宅会社の影響力は
ユーザーさんにも
家づくりの考え方そのものに
影響を与えていたと思います
それは
少し高いかもしれない
断熱性能がいい家と
家なんて何処で建てても
そんなに変わらない!
だったら家は安ければいい
これは
住宅を提供する側の
建てる側の
価格優先して
顧客を誘導する
その意識の低さが
日本の家づくりの
進むべき進歩に
ブレーキをかけてしまった…
と私は思うのです
実は
日本の家づくり
住宅発展途上国だったと思います
その30年ほど前に
欧米諸国の家づくりから
断熱性能
耐震性能の良さに影響を受けたころ
その頃の
その時点で
断熱性能を国のレベルで
もっと意識があれば
今の時代
昨年のような長期の猛暑日
実は
熱中症で被害が一番多いのは
家の中
その数値は
もっと低く押さえられたかもしれない
「寒くて耐えられない!」
「断熱材が入っているの?」
冬の底冷えを訴える
ご夫婦
床下を見たら
まったく断熱材がない
天井裏も案の定
薄い断熱材が敷かれてあるだけ
簡単に言えば
家の性能値の違いを
わかりやすく
イメージでも伝える
エアコンが効かない家で
暮らしている人に
同じ太陽の環境下でも
エアコンが良く効く家で
暮らしている人がいることを
改善できることを
教えてあげなければいけない
だから
私たちの家づくり
少し他社さんよりも
高くても
完成すれば
見えなくなってしまうところに
いい仕事をする
その家づくりに対する考え方は
我々のVISIONにあります
そのビジョンとは
『しあわせな未来を共に創る』
私たちは家づくりにおいて
安全で快適な空間と
お客様が思い描く暮し方を形にすることで
しあわせな未来を創り上げていきます
このビジョンは
目標でもあり
日本の家づくりが
30年遅れをとった
家づくりへの思いを込めています
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している