
昨年の12月から上がり続けた
米の値段が
前の週より
お米の価格が
下落したニュースも
やっと19円安くなったそうですが
19円
それでも
1年前の2倍ぐらい
ニュースになるほど
お米の価格
買いやすくなったほど
下がってはいないのに…
住宅の価格も
値上がったことから
これから
私たちは
家を手に入れることができるのか?
少し心配されている
ご夫婦に
この4月から
家を建てる
建築確認も改正があり
どこの住宅メーカーさん
地元の住宅会社さんまでも
自社商品の
仕様を改めて見直したのでは?
と思います
私たちの会社でも
建築概要書の見直しをしたことで
構造材
屋根材
仕上げの内装工事から
照明
そして
キッチン
お風呂などの
新商品の
新たな仕様を決める
作業をしてきました
住宅価格の資材の値上がりによって
今
どこの住宅関連の事業所さんにとっても
大変な問題です
少しでも
価格を下げるには
何を削ればいいだろうか?
頭を抱えていましたが…
資材の高騰で
価格が上がってしまうことで
価格を下げるということは…
家そのものの
商品の
グレードを下げてしまうことに
つながるのでは…
ふと、それを思い
価格を下げるだけに
執着してはいけないことに
気がつきました
今現在の基準を下げないで
あえてグレードを下げていいもの
実はそんなものは
ないのです
しかし
この地震大国で
さらに
昨年のような猛暑を経験したことで
安全基準と断熱性能を
今以上にすることを
それをスタンダードにすることを
決めました
材木もさらにいいものを
断熱仕様の向上も
耐震性能を上げることも
受け入れることで
オーナー様に安心を届けたい
では
どのように
価格を抑えるか?
どんな風に暮らしてみたいか?
まず
家の使い方を
オーナー様からじっくりヒアリングすること
そして
提案すること
賢く家を建てるには…?
家というものは
夫婦を中心にプランづくりをしてほしい
そう思っています
なぜなら
たとえば35年の返済期間で
家族が揃う時間はわずかに10年
それからは
25年の
夫婦ふたりの時間が残される
というのも…
家を建てるタイミングで一番多いのが
子どもが
小学校に上がるころ
でも
何度でも言いますけど
新しい家で
子どもたちと過ごす時間は
わずかに10年で
子どもたちは
その家から離れて
進学に向けて
巣立って行くのです
子どもたちは
夏と冬の帰省はあるとしても
もう
大人に向かって歩き出している
彼らの拠点は
もう実家ではないことを
親は知ることになる
今まで
当たり前だった
子ども部屋というものを見直したい
子どもへの想いは
子どもたちの
プライベートを確保したい
広くしてあげたい
優先して南向きに配置しよう
親は
学区の選択も含めて
子ども第一で
家づくりに向かうので
巣立った後になって
やっと
アナが大きいことを知る
子どもたちの部屋は
仮の宿でいいと
思えること
家は
子ども中心で考えるよりも
夫婦ふたりで過ごすことを前提に考える
それが
合理的につながる
これも
モノよりもコト
広くて
いい部屋を与えてあげるより
親と過ごす貴重な10年を
その思い出を残してあげることの方が
いいと思うのは
どうでしょう…?
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している