
テレビのCMで
それはきっと
はじめてのお給料で
家族にハンバーガーをおごる
それも
初心者マークの
手に入れた
軽自動車に家族を乗せて
予想通り
運転がぎこちない
割り込みも
クルマの波に乗れない
タイミングに乗れない
ドライブスルーだって
そんなにクルマを離れて止めたら
マイクの声も届かないよ!
初心者マークの
若者
いいですねー
来年になれば
末っ子の娘も
運転免許を取得して
初心者マークで
冷や冷やするんだろう…
初心者らしくて
微笑ましいと思うのは
自分にも
似たような経験があるから
はじめての経験は
小さな子どもたちの
はじめてのお使いのように
なぜか応援したくなります
家づくりも
もちろん
はじめての人がほとんどなので
つい
お節介の一言も出てしまう
はじめてだから
何をしていいのか?
業界の我々から見ると
不思議な行動の一つに
打ち合わせていた
住宅会社から
さっそく
新築住宅の
見積もりをいただくと
その金額が妥当なのか?
相見積もりを手に入れることに
行動してしまう
もう一社から
見積もりを手に入れれば
先の見積金額が
妥当なのか
高すぎるのか…
それとも
お値打ちなのか?
判断できる
見極めるという
そんな行動に出てしまうのはなぜでしょうか?
なぜ
提出された見積書に対して
他社にも
見積もりを依頼するのか?
その比較対象にされた業者さんは
あて馬にされているとは
薄々気づいていても
気づいていなくても…
あて馬とは…
価格を下げる目的で
相見積もりを行うこと
労力を無駄にして
見積書を作成する
家づくりの
業者さんの選択には
このような相見積もりを手に入れる
そのような流れが
さも
当たり前のようにされているのですが…
なぜ
そのような行動に出てしまうのか?
家を建てたいと思う
オーナーさんだって
一つに絞りたい
気が引けること
気が進まないこと
本当はしたくないと思います
でも
なぜ
相見積りを手に入れる行動に出てしまうか?
最近の家づくりは
検索して
上位の住宅会社に目が向く
その会社の口コミを読んで
選択の一つにしても
実際
自分の耳で手に入れた情報ではないので
もうひとつの確信がほしいと思うから…
やっぱり
まだまだ信用できない理由から…
昔の家づくりは
大手ハウスメーカーさんよりも
人のつながり
地元の住宅会社の方が
圧倒的に
地元に愛されていたので
お墨付きで
人に紹介される
ある意味
人から紹介されるほど信頼できる
人の声が
ひとつの保証だったので
他社から
相見積もりを手に入れる
そんなことはなかったのです
後は全力で任せるのみ
今の家づくり
検索して
たどり着いた会社が気になる
その会社は
どうだろうか?
口コミよりも
ダイレクトな人の声を
聞いてみることも
選択のひとつ
最後の一押しがほしくて
相見積もりを依頼して
最後の選択を
価格差だけで決めるのは
いかがなものでしょう…?
安い価格で選ばれた
その会社の家は
価格だけで選ばれた理由が
見逃せない
家のクオリティとして形になってしまったら
はじめての経験だから
しょうがなかったでは
済ませたくないですね
だからこそ
簡単に
押印しないように
この会社に
託してもいいと思うまで
その会社を知ってからでも
遅くないと思います
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している