
連日の暑さが続いても
エアコンがあるから大丈夫
なんとか暮らしていける
なんて思っていませんか?
でも
ときどき
頭をよぎる不安なことに
もし
エアコンが壊れてしまったら…
性格的に
シュミレーションしたくなる
それは
屋内にいるときも
クルマを運転しているときも
今日は
信州の一部の地域でも
39℃に達したところがあるほど
アツい日曜日
今年のこの暑さ
ついに自分も
炎天下のクルマに
乗り込んだのがいけなかったのか
なんだか
フラフラしてきたので
カラダを休ませようと横になって
この連日の猛暑が及ぼす
先のことを想像していると
そういえば
ある日の
友人と行った焼き肉屋で
エアコンの効きが悪い
昭和の面影そのままの店舗なので
焼き肉の排煙
換気の設備が古いままの店
効きの悪いエアコンがメインではないのだろう…?
扇風機も回って
窓まで開いている
店舗の環境が
こんな状態なら
炭火の暑さで顔まで火照ってくるほど
この店は
秋に来た方がいいかも…と思う
店舗の環境に
真夏のエアコンの効きが悪い
焼き肉屋で思ったことが
熱中症の起こりやすい場所…
特に高齢者の場合
熱中症の危険が多い場所
40%は室内で起きています
若い人は
屋外での運動中
畑
建設現場での作業中の
熱中症の発症が多い一方
高齢になるほど
熱中症は
室内での発生が高い
「適度にエアコンを使用しましょう」と
奨励されていますが
たしかに
高齢になると
体感温度が低く感じてしまうのか
エアコンを入れない部屋で
熱中症になる人が多いと言います
でも
実は
決定的に違うことが
その環境のちがいです
家の性能
家のつくりが全く違う
そのことを知ってほしい
先の焼き肉店も
断熱性能の低い昭和初期の建物に
さらに
炭火の熱と効きの悪いエアコンでは
空回り
その受け入れのできない古い建物が
まだまだ多い
それに対して
新しい基準の家は
今の時代の
高気密高断熱の
一台のエアコンでもワンフロアーを快適にする
特に高齢者の家は
きっと
昭和の古い建物が多いので
エアコンを入れても
湿度がこもり
広い開口部から強い日差しも入る
そんなに室温が下がらない古い建物に比べ
適度な温度設定でも
暮らしに危険のない環境を維持できる
充分快適な
断熱性能の高い新しい家と比べたら
同じエアコンを設置しても
同じ効果は得られない
まったく違う環境なのです
だから
エアコンを入れていれば大丈夫と思うことも
危険
遠くで離れて暮らす
ご両親への配慮に
エアコンを入れれば大丈夫
それだけでは不十分です
断熱の見直しを
検討することも大事なことです
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している