
昨日のブログでは
今の年齢になって
今の時代になって
今の家族構成になってから
もし
もう一度家を建てるなら
どんな家に住みたいか…?
子育てがひと段落した
子どもたちが家から巣立つ頃をむかえる
世代に
友人に
当時の家づくりを振り返る
そんな話をしてみると…
実は
同じような感想を抱く人が多い
夫婦ふたりの時間にもどって
二人だけの生活がはじまって
気がついたこと
子ども部屋は
必要だったのか?
あえてダイレクトな質問をしてみると
家を建てた当時の
20年ほど前は
まだ子どもたちも小さくて
二人の子どものために
それぞれの部屋を
日当たりのいい南に面した
ベランダのある二階に
一番条件のいい部屋を与えたけど
それから10年で上の子が家を離れ
今になれば
子ども部屋は必要だったのか?
平屋の家を建てて
小屋裏にロフトの空間でも
充分だった?
ローンの返済も
残りの期間は
子どもたちが巣立った後の方が
遥かに長く
でも
家を計画しているときは
家族構成を満たす家しか考えられなかった
そんなご夫婦がほとんど
今
すべてのモノの
物価の高騰に
家づくりも避けられない
住宅価格の値上がりに
どうしたら
新築の家を手に入れることが
できるだろうか?
それを聞かれたときに
家づくりを
子ども中心に考えるか
やがて家から巣立って行く
子どもたちよりも
夫婦ふたりの時間を大切に
家づくりを考えるかで
まったく違う家づくりが提案できます
そもそも
土地探しから
視点が変わっていきます
昔は
当たり前のように
子どもたちの学区優先に
土地を探す
当時は
まだまだ希望に叶う土地が
たくさんありましたけど
その視点が変わる
それは…
少しだけ
郊外の土地を探すと
ビックリするくらい
坪単価が安い
信州の
僕が暮らしている
田舎ですけど
50坪の土地を手に入れるために
1,000万円から1,500万円
そこに
住宅価格を加算する
家づくりのポータルサイトを見ると
ほとんどの住宅メーカーの坪単価は
90万円台から100万円です
それが
大手ハウスメーカーになると
坪単価は
120万円から150万円
コンパクトな
30坪の家を手に入れるために
安くても2,700万円から4,500万円も必要ってこと
一戸建て新築住宅の
全国平均価格が3,600万円前後になる
土地の価格が
安い郊外に目を移すだけで
同じ広さの
土地の価格に
500万円の差があるとしたら…
そこで
その土地を選べるか?
選べないか?
子どもたちが巣立ったご夫婦には
メリットもある
それが
子育て真っ只中の
ご夫婦の目に留まるか?
そこの判断ですね
その
少し標高の高い
土地情報に
僕のアンテナはキャッチして
ぜひその土地情報がほしい
今の年齢になって
今の時代になって
今の家族構成になってから
もし
もう一度家を建てるなら
どんな家に住みたいか…?
それを問いかけると
今なら
こんなところで
暮らしてみたい
そんな夢を見るのです
さて
どこに土地を構えるか…?
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している