
NHKの朝ドラ
「あんぱん」を観ていて
ちょうどドラマの時代背景は
子どものころの
記憶の中の
1970年代を感じる
小さな家から
マンションに引っ越した
嵩と暢
そのマンションの
なつかしい
インテリアに目が奪われます
ブラウン管テレビ
オレンジ
きみどり
カラフルなインテリア
その時代の服装も
傘も
その時代のサウンドを知っている人なら
LOVE&PEACE
フラワーパワーの時代
僕が子どものころの
室内インテリア
なんだか
ドラマを観ていても
なつかしいインテリアは
ちょうど
僕が小学生時代の
昭和50年代
西暦なら
1970年代を思い出す
時代背景
その時代を象徴している
たとえば
その時その時代を象徴していた
流行を思い出す
ヘアスタイル
僕の時代なら
1980年代の
当時流行っていた
聖子ちゃんカットの女性たち
ファッションも
1970年代の
日本車が一番カッコよかった時代
あの頃の
国産車は
海外のクルマに負けない
カッコいい
性能のいいクルマを
本気で作っていたらしい
だから
デザインも大胆なクルマが多く
小学生当時
もちろん免許はないけど
ミニカーとプラモデル
スーパーカーの展示会に行って
海外のクルマの写真を撮ったり
今になって
いろんな時代を振り返ると
アイテムとして
その時代背景を象徴しているもの
もちろん家も
その時代の流行りがあったので
僕らのような
業界人は
その家のデザインで
建てられた時代を想像できるのですが…
同級生から
娘のために
家のリフォームをしたいと
現地調査の依頼を受けたので
その家に
下見調査に伺うと
今の時代では
想像もできない大きさ
70坪の見事な和風の家
引き違いの玄関戸を開けて
式台のある玄関で靴を脱いで
右手にある
広縁から和室に通されました
和室から
庭の景色を楽しめるように
雪見障子で広縁と仕切られていて
書院のある立派な和室と
左官職人による
塗り壁で仕上げた家の中は
今では
簡単には手の出ない
手とお金の掛かった家
高齢の大工さんが
一年かけて作ったらしい
そんな家を
拝見させてもらいましたが
その時代の
大切にしていることと
今の家づくりへと
変わってきたことに
地球環境の維持と
カラダにやさしい素材の選択と
快適な生活を送るための
エコで室内環境を意識した今の時代の家づくり
その時代
材木と
素材の選択と
大工の腕で家を建てていた時代から
環境に配慮した
家づくりに時代は変わってきたことに
その立派な家を見せていただき
身の回りのモノは
その時代に愛されて飽きられて
その繰り返しに
若い世代が
古い家にまた共感している様子を見ると
時代の巡り合わせを
感じます
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している