一級建築士と共に創る家族の未来!家族の笑顔をデザインする
長野県須坂市の八田建設

大きな窓が必要だった理由…こんな窓はいらない!

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最近

仕事が終わるころの

17時を過ぎると

 

 

 

窓の外は

真っ暗ですね

 

 

 

 

田舎の

住宅会社の窓から見える外は

ローカルな国道を走る

 

 

クルマのヘッドライトが

通過していく

その光のラインが流れているだけで

 

 

辺りは真っ暗

 

 

 

 

17時は

こんなにも暗かった?

 

スタッフさんとそんな会話に…

 

 

このまま

日が短くなると

12月も暮れになる頃は16時で真っ暗⁈

 

 

 

いえいえ

季節はもうじき冬至をむかえます

 

 

今年の冬至は

12月22日

その日を境に

 

 

少しずつ

日が長くなる

 

 

 

今の時期

冬至をピークに

太陽高度が一番低く

 

太陽は一番弱い時に向かっているので

夜の訪れが早く感じる

 

 

 

 

 

夏の夏至は6月21日の

最も太陽高度が高く

最も太陽が活発で強い時

 

 

 

 

その夏至から

今日に至るまで

徐々に日は短くなり

 

 

12月22日に

冬至をむかえ

 

 

日の入りが一番短い時を迎えるので

だんだん暗くなる時間が早く感じます

 

 

 

 

 

 

その昔は

まだ温暖化でも

異常気象でもなかった時代

 

 

 

エアコンがなかった時代のはなし

太陽の恩恵を受けて

 

 

 

 

冬の季節は

家を暖める必要があったので

 

 

 

日本の家屋は

 

 

 

 

なるべく太陽からのあたたかさを

取り入れるために

南の面積を広くして

南に面する開口部が広かった

 

 

田舎の家…南に面する開口部がこんなにも広い

 

 

 

写真のように

 

軒の出が長く

南の窓が

広かった理由は

 

 

 

真夏の太陽の日差しが

室内に差し込まないように

 

 

 

冬は

太陽高度が低い特性を利用して

家の奥まで陽が差し込むように

 

 

 

工夫されていた日本の家

 

 

 

しかし

今の時代の

高気密高断熱時代の家なら

 

 

夏の猛暑は

エアコンで

外の暑さを感じない快適さ

 

 

 

 

花粉

黄砂

PM2.5

 

その飛来対策に

窓を開けることもない

 

 

 

窓の断熱性能は

壁より劣るので…

 

 

 

窓から差し込む

南からの直射光の侵入は

室温に変化を与え

 

 

窓は壁面よりも断熱性能の条件も悪い

 

 

 

 

 

それなら

窓の開口部は

最低限の大きさで十分なのではと思うことと

 

 

 

逆転の発想に

直射光を避けて

北側の穏やかな採光を上手に利用することと

 

 

 

 

そんな

窓の役割が

最近の家づくりです

 

 

 

 

ただ

居室という

生活をする部屋の窓の開口面積は

 

 

 

床面積に対して

ある規定の割合をクリアーする必要があるので

 

 

 

居室を無窓とすることはできないのです

 

 

 

既定値を満たす面積を確保する

開口部を設ける必要があります

 

 

 

 

今の時代

防犯対策

猛暑対策

 

近隣対策には

 

 

 

 

 

なるべく窓は小さく

目線よりも高い位置に配置する

デザインが求められています

 

 

 

トイレ

脱衣室

洗面

 

お風呂は

 

 

 

無窓の時代

 

 

 

そのほうが

換気対策もできている

断熱性能もいいので

 

 

 

昔のように

むやみやたらと窓だらけにしていた

そのような家づくりからは

 

 

 

卒業しています

 

 

 

大きな窓がいらなくなった

話しでしたが…

 

 

 

 

でもですよ…

 

 

あなたの家の予定地に

景観のいい一面があるなら

その景色を毎日眺められるような

 

 

 

絵画のフレームのような窓なら

計画してくださいね

 

 

 

 

 

 

それではまた明日。

 

 

お問い合わせ

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家族の未来も創造する
ホームスタイリスト

                               
名前八田 芳美
住まい長野県

Profile

1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。

父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。

家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。

八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している