娘が咳き込んでいたときの
医者に行く時間もなく
ドラッグストアに飛び込んでみたものの…
さて
何を購入したらいいのか?
それがわからない…
そんな経験ないですか?
いろんな
風邪薬
咳止めが売っていても
何が適しているかわからない?

家づくりの選択って
それに近いものがあるのです…
一年間に
家の新築を10棟以上受注する営業マンは
担当の営業マンは
つねに受注するための行動をとります
一件のご契約が決まると
次のご契約に向けて動く
ルーティーンのサイクルがあります
担当営業マンは
契約した後のオーナー様とは
ほとんど接点がなく
新たなご契約に向けて
工事担当者に
バトンが渡されています
その
新規の受注のため
営業の世界では
業界用語でノルマの達成に向けて
でも
それは
ご契約をしたオーナー様にとってはどうでしょう
表向きは
工事がはじまると
今までの営業さんから
担当さんが入れ替わり
こちらが
あなたの家の担当者です
そんな体制で進んでいますので
よろしくお願いします
何の問題もなく
契約された物件は
現場監督にバトンが渡り工事が進んでいく…

でも
ご契約を交わした
オーナー様からすると
そもそも家づくりとは
まったく何からはじめたらいいのか?
それすらわからない中で
手探りで
出かけていく
そのきっかけが
ハウジングパークのような
住宅展示場だったり
完成見学会場
家づくり勉強会
建売住宅の分譲開始
手探りなので
どこに行ったら
自分たちにふさわしい家づくりができるか?
その次は
何をしたらいいのか?
まったくわからないので
はじめて訪れた会場で
エスコートされた営業マンの
アプローチで
流れが決まってしまうことが多いと思います
身近なことで
お話ししますと
先ほどのドラッグストアでの出来事も
店舗の店員さんの
アドバイスでは腑に落ちなくても
薬剤師の方に
症状を伝えて
提示されたら
購入のきっかけになる太鼓判

契約という
数をこなすために
せっせと動く営業マンは
会社には
何よりも頼もしい戦力かもしれませんが
それよりも
一棟一棟ていねいに寄り添える
契約をあおらないで
オーナー様のペースに合わせて
不安を解消してから
ご契約というステップを踏んでいる
会社の方が
これから
工事がはじまって
まだまだ
分からないことに不安が残る家づくりに
初回から
付き添ってくれる
担当スタッフさんと
家が完成までその人を頼れる
そんな関係を築けるような家づくりができる会社
あの人の対応は良かった!
今日のお店の対応は
少し問題がある…
と…私は
自分の
不安がどう解消されて
購入に至ったのか?

どんな買い物であっても
その
アプローチの仕方を
勉強させてもらっています
やっぱり原点を忘れてはならない
その気持ちで
家づくりのオーナー様と接していきたいと
思います
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している