今夜
日本海沿いから信州まで
かなりの雪が降ると
予報されているので
葉を濡らす前に
落ち葉拾い
夕方
庭一面に落ちている
落ち葉を拾いました
ケヤキとこぶしの木
こぶしの木は
ほぼ葉が落ちてしまったけど

O・ヘンリーの「最後の一葉」みたいです
一枚の葉が残っているのは
ここは病室ではないけど
まるでO・ヘンリーの小説
「最後の一葉」のように…一枚の葉だけが
残っている
こぶしの枝は
そばでよく見ると
綿帽子のような
もうすでに新しい芽が
春に向けて準備されている
その生命力の強さに感動します

ケヤキが落とした葉の量も多いけど
ケヤキの木は
紅葉が過ぎても
8割ぐらいまだ葉が残っています
この落ち葉は
来春の
どんど焼きの薪として提供します
着火剤の役割として使うので
濡らさないように
どんど焼きまで保管しておきます
落ち葉が落ちる…?
何か日本語が変ですが
葉が落ちる頃になると
家にどんな変化を与えるか?
それが今日の本題です
落ち葉は
基本
広葉樹なので
葉を落とす木
ちなみに
針葉樹とは
冬になって越冬する季節になっても
葉を落とさない樹種なので
グリーンカーテンを意識するなら
家の庭の植栽には
広葉樹がいいと思います
というのも
広葉樹は
春に青葉が育ち
夏を迎える頃には
葉を一面に広げて
太陽を浴びる
秋から冬になると
根は
土の中の水分を吸い上げるのを控えることで
葉の色が
紅葉に
黄葉に変わり
葉が枯れて
葉を落とす
夏の猛暑には
枝一面に葉を広げるので
家の南面に植えると
夏の日差しを
シャットアウトします
つまりは
強い太陽光を植栽が受けることで
葉で影を作る

太陽からの
強い日差しを家に与えないことができる
そのためには
南面の
リビングの庭先に広葉樹を植える
ひとつのグリーンカーテンになります

この
グリーンカーテン
秋から冬にかけて
葉を落とすと
それからは
日差しを遮るのではなく
葉が落ちた後の
枝のすき間から差し込む太陽
太陽を遮らない
柔らかな日差しを
家の奥まで届けてくれます

上手に植栽することで
光熱費のサポートになるのです
冬の太陽高度は
低いので
枝のすき間を通過した
柔らかな日差しは
家の奥まで光と暖かさを届けるので
家を建てるなら
既存の家でも
一本の広葉樹を植える
落ち葉は
落ち葉焚きで
焼き芋をつくるって
今の時代は叶いませんが
肥料にするとか
私のように
どんど焼きに提供するのもどうでしょう
落ち葉拾いから
今日は
家にどんな変化を与える
そんな小話をご覧いただきました
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している