12月に入り
信州の夜の最低気温は氷点下に
これからの
信州の一週間は
雨と曇り空で
晴れ間がなさそうです
ヤバいって
冬用のスタッドレスタイヤに履き替えるのも
今頃

少し古い家なら
給湯給水用の
凍結防止帯のコンセントを入れるのも
信州の冬の準備
年を越して
2月の終わりまで
凍えるような
寒い日が続くと思います
3月になると
太陽がなんとなくキラキラ輝いて
川の水も
輝きはじめる
風と空気も
川の水だって冷たいけど
そろそろ春がやってくる
オオイヌノフグリが
一面に咲きはじめると
春が来たって感じるのが
ガマンしてきた
信州人が春を感じるとき

その冬の間
信州人は
寒さをどうやってしのいでいるのか…?
ストーブ
エアコン
暖炉
FFファンヒーター
コタツもすべてない時代に
タイムスリップして
江戸の時代の
庶民は
いかにして冬の寒さをしのいでいたか?
時代劇でも
今の朝ドラを見ても
江戸の時代から
明治に入って
日本の家屋は
大げさに言えば
すき間だらけの板張りの壁に
たった
障子一枚で
外気を隔てていた
冬の冷たい風は
いたるところにある
壁のすき間から
吹き込んでくる
障子一枚で
遮るって
外からの視界を遮るだけで
冷気を遮るのも
気休めほどの江戸時代の長屋暮らし
火鉢は
せいぜい手を温めるだけで
部屋を暖めるほど
火力もない
そんな
寒い冬を
江戸時代の庶民はどう暮らしてきたのか?
そんな時の
朝ドラで
風邪をひいたヘブン先生を暖めたのが
湯たんぽでした
見ると
お湯を入れた
せとものらしい容器を布団の中に
足元を暖める
おー
湯たんぽの原型を見れたって感じ
昭和を過ごした
子どもたちなら知っている
はんてん
中綿の入った
羽織りもの
その袖のない
巻物を
江戸の時代ねこと呼んでいたらしい
背中を暖める
ねこを着込んで
寒さをしのいでいた江戸の庶民
その姿が
穏やかに見えることから
ねこをかぶる…その一説もあるそうです
暖房のない昔の冬の生活は
現代の私たちからすると
想像できませんね
暮らせるの?
生きていけるの?って思います
今の暮らしに
冬の寒さに
不便なく暮らせていますか
アパートの冬は
足冷え
底冷え
朝起きて
吸い込んだ空気の冷たさ

窓の結露
お風呂の寒さ
お風呂から上がった後まで寒い
今の時代も
断熱の施工不良のある建物の寒さは
昔と変わっていないのかもしれません
もし家を建てるなら
夏のアツい国の方も
もちろん冬の寒い国の方も
少し予算がオーバーしてしまう
そんな理由で
実際に目では見えない部分の
断熱施工のグレードを下げる
そんなことは
しないように
人のカラダと同じように
実は
目に見えない部分こそ
カラダも家も大事な部分です

新しい家を建てたら
アパートの
寒さと結露で悩まされた今までが
ウソみたい!
あたたかい家
やさしい素材
ステキなデザイン
そして何よりも
家族のよろこぶ笑顔

HOUSE STYLISTは長野を拠点とする住宅ブランドです
そんな家を建ててよかったですね

それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している