最近の
物価高
日曜日
スーパーへ買い物に行くと
主婦でなくても
だんだん
モノの値段が上がっていることに気がつく
年頃の娘
夕食のお肉なら鶏肉が食べたいという時は
それってむね肉なんだね
米を食べないというから
ダイエットメニューに
薄味の鍋
以前は
あまり気づかなかったけど
スーパーの
お肉は海外のモノが多い
ブラジル産と国産の鶏肉
豚肉は
カナダ産と国産
牛肉なら
オーストラリアかアメリカ産と国産
よく見ると
シールにしっかり記載されています
右と左の鶏肉の価格差に…?
この金額の違いにラッキーじゃんと
思ったけど
違和感があったのでよく見ると
ブラジル産のお肉と
国産のお肉が並んでいたのだ
安さで選ぶか
国内の品質を選ぶか…
娘のためにやっぱり国産を選んでいる
今日は
不動産会社の社長の呼ばれて雑談
最近の
建売住宅は
土地も以前ほど売れないし
建売住宅まで売れてない
今年の年明け早々に
売れると見込んで
区画した売地と建売住宅が売れない
物価高の影響で
急に
ブレーキがかかったと
不動産会社の社長がそう言う
夏が過ぎると
建売住宅の価格が崩れたのか
土地と建物を足しても以前の適正価格を下回る
なぜこの値段がついたのか?
そんな
物件を見ると
60坪の土地に30坪の家が
2000万円前半の値段にびっくりしてしまう
その社長が言うには
坪単価で計算する合計金額と比較すると
常識外
彼らは
とにかくお金を動かしたいだけで
採算があるとか
ないの話ではないらしい
売値から原価を引いて
100万円残れば…それでよし?
僕には理解のできない判断
人はたたき売りのような
家を購入したいと思うだろうか?
僕らのような業界人は
間違いなく購入しない
でも
ブラジルの鶏肉の価格を見て
ラッキーと思ったように
家のことがわからない人は
安い物件を見つけたら
ラッキーと思ってしまう人もいる
なぜ
業界人はこの安い物件に手を出さないか…
たぶん
想像がついていると思いますが
クオリティーが低い
中身かもしれないってこと
どのような材料が使われているのだろう?
そんな不安もあると思います
まさか
この時代に欠陥住宅はありえないかもしれない
でも
建売住宅と注文住宅の違い
使われる材料のほかにも
決定的に違うことがあります。
それが
誰かのためにという気持ち
それがない
注文住宅なら
半年から一年のという時間を打ち合わせに使って
やっと工事がはじまります
その人のために
いい家を建てたいと思うのが
お客様の顔が見える注文住宅に対して
建売住宅は
そこで暮らす人の顔が見えない
とにかくこの土地を売るために
誰が住むのか
わからない家を建てる
それが大きな違い
注文住宅なら
細かな打ち合わせまで
ご家族と何度も打ち合わせをして
一つ一つ決めて
家が完成していくプロセスも
見えなくなってしまう
基礎工事から
壁の中まで
屋根裏の中も
どんな工事がされるのか?
工事中の現場を見て
説明を受けて
工事が進むので
自分の家はどのようにつくられたのか?
それを知りたい
安心な未来を手に入れたいと思うなら
どうでしょう…
もし自分の家族のためになら
なるべくいいものをって求めますよね
家族と食べる食事も
家族が暮らす家も
安心安全がいいです
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している