昨日
神奈川で暮らす
大学二年生の次男が
ハタチの誕生日を迎えたので
LINEで
おめでとうの
メッセージと
少しのお小遣いを
彼の口座に
振り込んだ。
じきに
春休みで
また家に帰ってくるから
今日振り込むことも
ないんだけど
ありがとうの
LINEが届いた。
昨日の誕生日の夜は
今季最強の寒波襲来のニュース
雪が降りだしてくると…
そーだ
20年前の彼が生まれてきた日
忘れもしない
ものすごく吹雪だったことと…
母親の体調に異変が起きて
救急車を呼んだ
救急搬送で
間一髪
後10分遅かったら
どうなっていたかと言われたけど
元気に生まれてくると
信じていたから
元気に
生まれてきた次男
あれから20年かぁ…
あの時
これから歩む
家族の20年先を想像もしていなかったけど
きっと
あなたも
子どもが生まれてから
20年先のことは想像できないですよね…。
でも
僕にはそんな経験があったので
今の僕は
将来の家に関わること
家は想像できるので
僕は聞くのですよ…
家を建てたい
相談に来る
ご家族とのヒアリングの席で
例えば
ちょうど小学校に進学する
子どもさんを持つご夫婦に
これから家を建てるために
土地探しから
今のアパートと同じ学区に通える土地を
子どものために探しているけど
でも
6年生
中学三年生
高校三年生のわずかに12年
ご夫婦が
年齢を一回りするころには
子どもたちはその家から巣立つ時を迎える
家を建ててからの時間が
過ぎてしまうと
あっという間に
子どもは
巣立ちの時を迎えている
家を計画する時は
この時間
今の家族の
家族構成しか考えられないもの
でも
家づくりの未来は
長くて35年の返済期間
やっぱり
返済が終わるころの
家族を想像してみると
気になることがあるはず
返済が終わるころになると
夫婦ふたり
健康でいるだろうか?
どんな趣味を楽しんでいるだろうか?
二世帯住宅にリフォームして
子供夫婦と一緒に暮らしているのだろうか?
孫が何人いるだろう…?
そんなことも
少しだけ想像しながら
これからの家を考えてみる
ちょっと
先のことを
イメージさせてあげたいと思う
作り手が
ちょっとその先のことに触れないと
ご夫婦はまず想像もしないから
今
何かをすることもないけど
いつか
親のために
手すりの取り付けに
壁の中に下地材だけでも事前に入れておくことも
家を計画する時に
その先のことを
少しでも考えていれば
準備できることがあります。
昨日
あるお住いの
ホームエレベーターの設置工事が
完了したので
オーナー様に会いに行ってきました。
一階から二階へのエントランスになります。
ホームエレベーターが
完成したので
おばあちゃんが
二階に移動することが
本当に楽になったそうです。
ここが二階です
いつかのために
ホームエレベーターが設置できるような
プランづくりを
家を建てる時の
プランに想定しておくだけで
設置するに
大掛かりな工事にならないように
それが
将来の可能性を
見通した家づくりになります。
これって
気にしたら
とってもためになりますよ…
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している