いつまでも若くいたいと思う願望は
誰にもありますね
目尻のしわ
ほうれい線
ほっぺが垂れてきたとか
目の衰え
筋力の衰えも
他人ごとだって思っていると
なぜか
気がついた時には
ほうれい線が
くっきり
ほほのもたるみも…
いやいや
若かったころは
こんなんじゃなかったのに…と
同じように
古いクルマ好きの悩みも
お肌のシミみたいに
ボディーカラーが色あせてきたり
エクボができていたり…
えー!
こんなところに
こんなキズがあったか!
クルマも古くなると
ボディの傷も色あせも
最近のキズなのか
昔からあったものなのか
覚えがないほど
あちこちに傷みが重なってくるもの
手を入れないで
放置してると
年相応にギシギシしてくる
まったく同じように
家にも感じることですが…
若返らせたいと思う…
家で例えるなら
リフォームですが
家をリフォームするって
ここ最近のこと
リフォームが戸建ての住宅に
普及したのは
30年ぐらい前だと思います。
それ以前の日本は
高度成長の伸び盛りで
イケイケドンドン
新築の需要が大きかった
その時代から
バブルの崩壊から
リフォームが注目されるのだけど
日本の家は
国民性なのか
認識がなかったのか?
もちろん
家庭の事情もあるのですが
普段のメンテナンスがなかなかできない
気がついた時には
かなり傷んでしまってから
やっと
家の傷みを治したい
リフォームして安全な家に改修したい
傷みの目安がわからないので
アドバイスをしてくれる
家の主治医がいないと
どうしても
気がつくのが遅くなります。
今日も
そんなご相談をいただきました。
現地にて
その建物を見せていただくと
それは、お父さんの代から
40数年経過した建物
新しく建て替えるには
新築が可能なのか?
調査が必要な地域
選択は二つ
建て替えができるなら
新しい家を建てたい
もし
それができないなら
耐震と断熱まで含めたリフォームにしたい
さて
その現状の家も
かなりの築年数なので
できれば
建て替えたいという
希望もあるのですが
もし
リフォームの選択なら…
その意識の前に
安全な補強をする
断熱性能を基準まで高めるための作業
リフォームというよりも
建物の補強から見直す場合は
目に見えないところに
たくさんのお金を使うことになるので
部屋がきれいになったとか
窓がペアガラスで新しくなった
床も壁もきれいになった
そう実感できると
家をリフォームした
満たされ感がありますが
壁に隠れてしまう
耐震補強も断熱工事も
家のリフォームが完成すると
手をかけた所は
もうどこからも見えないので
自分が
何にお金を使ったのかが
わからないのが
補強も含めたリフォーム工事
でも
暮らしがはじまって
季節を感じると
長年暮らしてきたこの家が
新しく生まれ変わって
暮らしやすい家に変わった実感
またこの家で暮らせるという
よろこびもあります。
今まで
家族が暮らしてきた家
もう一度新しく
お化粧直しをしてあげたい
今日は
そんな
お客様から家に対する思いを
聞いてきました。
それではまた明日。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している