一日
バタバタ動いていると
家に帰ってからが
もっと忙しい
今夜の食事は手抜きしたい…
一人暮らしなら
カップ麺でも平気なんだけど
娘の食事は
お父ちゃん
やっぱり手を抜けない
なので
あわてて
近くのスーパーまで買い出しに行くと
どこかで
見たことあるような人と
目が合って
さて…
どこかで見たことあるけど
マスク顔…
相手もきっと
同じことを思っていたのでしょう
お互いの目が
パチッと
大きく見開いてひらめいた
やっと気がついた
過去にお引き渡した
お客様でした
ほぼ同時に気がついてよかった
あーーーこんばんは!
お客様から近況報告とか!
お母さんのそばにくっついていたけど
家を建てているころに
生まれてきた子がすでに7歳だそうです
あれから7年ですね
ご家族のことも
趣味の家庭菜園のことも
その後の
ご家族の
物語りの続きを聞かせていただきました
「今日は、久しぶりに娘と一緒の買い物です」
もう
普段は一緒に行ってくれないらしい
まだ7歳なのに?
兄弟で遊ぶから
行かないんですと…
独立心が強い子
買い物なんて
ママ一人で行ってきなよ…って
7歳の娘が言うらしい
家を建てるよろこびと不安
そのご家族にどれだけ寄り添えられるか?
家づくりは
スペックも大事です
つまりは家の性能も
価格だって比較してみたい
でも
家づくりに大事なことは
それ以上に
ご家族に
どれだけより添えられるか
だと思うのですが…
お引き渡した
ご家族と
ばったり行き会っても
お引き渡した時の
あの時以来の
懐かしい笑顔のままで会話として成り立つ
あれからどうだったのか
ご家族が語りはじめてくれて
いつの間にかお互いを足止めしてる
家を建てる時も
家が完成した後も
お互い良い間柄でいられることが
お互いにとってもうれしいこと
そう
知らない間に
親離れがはじまって
いつか
子どもたちも巣立って行くって
そんな話になると
家は
30年先まで
想像したようには使われない
子どもたちが小さかったころの
家づくりは
どうしても今現在の生活を中心に
家づくりを想定してしまうので
10年後の子どもたちが巣立って
家を離れることまで想像できない
まして
家が完成して
15年~20年も過ぎると
夫婦二人暮らしかもしれない
家は
今の現状を満たす家づくりだけなら
それだけでは
すぐに環境を変えなきゃならなくなる
その先まで見越した
計画も
頭に入れておくことも
大事です
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している