うちの家って
こんなに小さかったの…?
建築確認もおりて
いよいよ工事がはじまるころ
地鎮祭の前に
建設予定地の敷地に
縄張りという
家の輪郭にそって
ロープを張ります
その輪郭を見た
家のオーナー様から
よく聞かれることに
うちの家って
こんなに小さかったの…?
いえ
小さくなんてないですよ…
これ目の錯覚なんですよ
過去に何度も聞かれたこともあるし
もしかして寸法を間違えていないか…?
不安になったこともあります
若かったころは…ね
基礎工事がはじまると
うちの家って小さく見えますけど…
って
過去に何度も聞かれたことがあります
過去に家づくりの経験がある人なら
あるあるって
同じことを感じたかもしれない
これって
何なんでしょうね
不思議なんですけど
この錯覚は
僕の会社だけではなく
どこの
住宅会社も
一から作る
注文住宅の家は
同じようなことを聞かれているそうです
でも
この家が小さく見えるのは
基礎工事が終わるまで
基礎工事が終わり
大工さんが家を組み立てはじめると
家の骨格が見えてくる頃は
家が小さく感じていたことも
忘れてしまうくらい
屋根がそびえて
立体的に見えることで
やっと
我が家の大きさをつかむことができる
今日は
JIO 日本住宅保証検査機構の
配筋検査が済むと
基礎工事の
土間のコンクリートの打設
うらやましいほど敷地の広いお住い
家庭菜園の畑には
オーナー様の
お母さんが
畑の世話をしていました
工事がはじまると
仮住まいのアパートに移るので
畑仕事ができなくて
つまらないって言ってたから
とっても心配でしたけど
時々
畑に来て
野菜の世話ができるって
うれしそうでした
コンクリート工事が終わると
屋根がそびえて
立体的に見えてくるからお楽しみに
畑では
ナスも作っているのかなと
気になったけど
基礎工事は嫁に見せるな
これって
誰が言い出したのか知らないけど
筆者がまだ駆け出しのころ
先輩に
基礎工事は家が小さく見えてしまうから
基礎工事は嫁に見せないほうがいい
って言葉があったほど
つい
お嫁さんは
嫁ぎ先の
お隣の家と我が家を比べてしまうもの
いえいえ
そんな心配しなくても
家が建つと
とっても立派な家に
大きく感じるから
秋茄子は嫁に食わすな…
基礎工事は嫁に見せるな
どちらも何だか似ているけど…
お嫁さんに
思いやった言葉ですよね
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している