信州の
最低気温も
あと数日で0℃になりそう
今日も
陽射しが暖かな一日でしたが
それでも9℃
木枯らしが吹く季節になると
あの3か月の猛暑が
今になると恋しい
人って
わがままなんです
さて
ここ須坂の田舎町
一本のそこそこ広い道の両脇が
イチョウの街路樹になっています
でも
見栄えの悪い
カッコ悪い街路樹で
ちょっと悲しいのが
毎年
今の時期に
イチョウの枝落としをする
市の管理として
枝が落とされているらしいのですが
なぜ悲しいかと言えば
せっかく紅葉の季節なのに
イチョウの葉が
黄色く変わる前に
幹の際からそっくり枝を落とされてしまう
イチョウの枝の
丸坊主状態
住宅街の
街路樹だから…
視界が悪い…
その落ち葉を誰が拾うのか?
何だか問題になっているらしい
町ぐるみの行事としてあるべき
落ち葉拾い
町の木の
落ち葉を
だれが落ち葉拾いをするのか?
銀杏は独特な臭いもするので
葉が落ちる前に
それを回避したいから
イチョウが葉を落とす前に
枝ごと切られてしまう?
この町のメインストリート♪
紅葉は
モミジのように
やがて赤く染まっていく葉
イチョウは
赤く染まらない
黄色というよりもゴールド
だから
紅葉と言わずに
黄葉と言います
イチョウの葉が落ちると
銀杏の匂い
油分の多い葉は滑りやすい
でも
大きく枝を張った
イチョウの木なら
輝く金色に黄葉してから
葉が落ちると
張りだした枝のすき間から
陽が差し込んでくる
街路樹のイルミネーションならとてもきれい
これからの寒い
この季節は
その枝の間から室内に差し込む光が
あたたかい
家の南に面した一本の
落葉樹こそ
太陽の日差しを
上手にコントロールしてくれる
大切なシェード
真夏日には
陽射しを遮り
室内に入り込む日差しを遮る
そして
今の季節になると
葉を落とした枝のすき間から差し込む
低い太陽から
部屋の奥まで届く太陽の日差しが
部屋の中を暖めてくれる
南に植える
落葉樹は
自然のサンシェード
上手に使えば
エアコンの
冷房費と暖房費を
少しでも補助してくれる
自然を有効に利用する
家づくりは
自然光を上手に取り入れることも
プランの作成には
大切なことなんです
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している