
今朝は7時から
この町の一斉清掃日
今年は
衛生部員なので
担当のエリアに配置
追加のゴミ袋の配布に回ったり
朝から
忙しく動いていたのですが
家を構えて
その町の自治会の活動に参加する
公園の草取りから
可燃のゴミの量を見ると
多勢の力を感じます
家を構えるということは
その町で暮らす責任を持つことでもあります
今日は信州須坂の夏祭りの
二日目
今夜は花火大会
夕方
娘を会場に送った帰り道
ここ信州須坂は
明治から昭和の初期に
製糸で栄えた町なので
糸の町として
古い土蔵が多く
その土蔵を改修して
カフェをはじめ
いろんなお店に改修された街並みと
土蔵に隣接する古い家にまざって
新しい家が立ち並ぶ
歩くことが楽しい
散策がおもしろそうな
町ですが
古い民家と新しい家を見ると
時代の移り変わりを大きく感じます
デザインも
構造も
日本家屋から
新しいジャパンスタンダードの家に
その昔の家は
自然からの恩恵から
家の環境を整えていたので
そこから理解できる家のデザインとして
東西に長い家が主流でした
家は南を広く
東から西に長い家が標準だったのは
太陽の動きから
東から上った太陽の恩恵
南面から
太陽光を長い時間
家の中に取り入れるために
南面に広い開口部から
日差しを室内に取り入れる設計の家だったのですが
今の家は
ほぼ正方形に近い家も多い
時代の流れで
小さく区画される分譲地から
敷地の形状に合わせても
四角い家が多い
としても
今の時代は
太陽の恩恵よりも
自然の
日差しを取り入れるよりも
エアコン
暖房設備が充実しているので
温暖化に変わった
強い太陽光
日差しを取り入れて
部屋の中を暖める発想ではない
強い日差しを
強い熱量を
家の中に入れたくない
発想に変わったので
家を
東西に長くする理由もない
東西に長い家の必要が
なくなったのです
広縁
縁側から
花火を見ていた
お月見をして楽しんでいた時代も
広縁と縁側のある、東から西に長いこんな民家
基本家は
太陽から授かる恩恵を多く受け取るために
南面を広くした時代
家づくりの
今の発想は
北面から
採光を取り入れる
北側リビングにすることも
普通の家づくりで考えられているので
家の概念が
変わってきています
環境が大きく変わってしまったことも
一つの理由
今は今の家づくり
自由な発想で
暮らしをどう楽しむか?
そこから家づくりを考えることって
いいと思います
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している