先日の
娘の修学旅行の準備から
そしてその荷物が片付くまで
旅行に行くとか
少し家を離れる
その時の
宿泊準備を
バッグに詰めるに
何をもって行けばいいか
持ち物リストが頭に浮かぶ人と
それらの荷物が
すぐに準備のできる人
準備はできたとしても
帰ってからの
それらの荷物はどこに片付くか
その手際の良さが
収納する場所が
決まっている人と…
さてこの荷物は
どこに置いたらいいか?
で迷う人
私も収納下手なので
つい数日間
廊下に置きっぱなしだったりで
交通渋滞を起こします

その収納上手な人って
こまめで
几帳面
いや
それよりも
自分の中にルールができている人だと思います
使ったものは
もとの場所にしまえば
散らかることもない
それなら
そのルールで
使い終わったら元の場所にしまうこと
でも
その収納の
キャパを超えてしまったら

収まるところがなくなり
モノがあふれる状態の
その収納
呼び方がよく変わります
日本の古い家では
押入れと納戸が一般的でした
押入れは
和室に設けた収納
座布団などをしまう
納戸は
今の時代
ウオークインクローゼットと呼ばれています
更に
最近の表現として
収納を
ストレージとも言います
聞いた覚えがある
そのストレージ
本来は
PCやスマホの
データの保存のための記憶装置
「ストレージがいっぱいに」
なんて言われる
あのストレージが語源で
保管とか倉庫の意味があるそうです
図面にストレージと表現されているそれは
収納です
そのストレージのキャパ
保存のためのストレージがいっぱいですよ

その回避に
家づくり計画の
プラン
出来上がった図面を見て
私たちの家の
収納はどれくらいあるのだろうか?
使い勝手のいい動線上にあるか?
それを意識するなら
設計士さんに
このプランは
収納の面積は床面積に対して
何割ぐらいあるのでしょうか?
と聞いてみる
事前に15%ですって
答えてくれたら
収納をしっかり意識して
図面に反映されている
充分に確保されている
どうしても
コンパクトな家の設計では
収納が少ないプランになりやすいです
収納がたっぷり確保できたプランは
ストレージを確保すると
床面積も広くなりがち
当初の予定より
床面積が増えないように
収納以外の
面積をいかにコンパクトにまとめ
それでも
空間を広く感じさせる
それも
プランづくりのテクニック
収納をたっぷり確保できている
しかも
必要以上に面積がオーバーしないように

設計士さんの
テクニックを観察してみてください
完成した家の
引っ越し早々に
えッ
ストレージがすでにいっぱい
そうならないためにも
家づくりは
意識することがたくさんありますが
収納の広さも
大事です
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している