今年もあと
10日ほどで…
一年の終わりが早いです
年の瀬です
世間では今週末は
忘年会のピークでしょう
で
私は今日
富山に向かっていました
趣味仲間の
忘年会に参加します
昼過ぎに
長野を出ると
北陸の道路
過去に経験のないくらい
太陽がキラキラ
こんな晴天
学生時代に
金沢で4年間過ごしてきたけど
北陸地方の
こんなにも
晴天の日が過去になかったような
今日は大晴れ
午後
16時を過ぎたころの
太陽はほぼ真横にいるので
今日の太陽は
眩しすぎる
冬至を12月22日に控えて
太陽の高度は
一年で一番低いころにいます
クルマを運転していると
太陽は
もろに真横から侵入して
攻めてきます

奇跡的な
晴天なので
太陽から逃げ場がない
12月も
そろそろ
年末に差し掛かっているというのに
とても暑いじゃないか!
外気温が20℃に迫っていると
クルマの中は12月だというのに

エアコンは
冷房を選ぶほどアツいのです
その
真横から襲ってくる
この時間の太陽は
西日
なぜか
西日は嫌われていたようで
古い日本の家は
西に面した壁には
ほぼ窓がありません
その当時の
日本家屋の
間取りのパターンが
南に面して家族の憩いの場になる茶の間
その隣にはお座敷が並んでいた

その北には
寝室として利用するのか
奥座敷の
たたみの三部屋が並ぶ
日本の田の字の民家
西に面して
和室が並んでいる家が多いので
西のお座敷には
床の間
仏間
押入れといった
和室に必要不可欠なるものが
西の壁に面して
並んでいたので
あのころの
日本の家
和風住宅には西に窓がなかった
それって
偶然なのか
理に適っていたのか
西日ほど
嫌われる
太陽はなかった
太陽が
沈みはじめて
西の位置に降り立つと
太陽高度は
ほぼ真横に位置して
遮りようがない
その
不要な価値観を
捉えたのが
今の家づくりの
猛暑対策
太陽を取り入れるような
過剰な窓は配置しない
そもそも
窓というものは
今の時代のように
寒ければ暖房
暑ければ冷房で冷やすといった
人工的な
快適装備がなかった時代の
自然を取り入れていたもの
今の時代
室内環境が充実しているなら
何も
真横から攻めて来る
西日を受け入れるために
窓を設ける必要もない
そんな判断がされた
今の時代
窓の価値観が大きく変わっています
窓は
自然光と
自然の風を頼っていたからこそ
必要だったもの
今は
防犯対策
防犯上を考える
南面の直射光は遮る
北側からの
やさしい採光を受け入れる
家の間取りを考えるとき
根本的な
窓の役割を考えて
窓の配置を考えてみては
いかがでしょう

HOUSE STYLISTは長野に拠点を置く
子育て世代の夢を叶える住宅ブランドです
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している