新車から数えて48年
1975年の古いワーゲンに乗って
初夏の空の下をドライブしました
なぜか
ヒンヤリした日だったので
エアコンのないこの古いクルマでも
死にそうにならなくて
快適で
よかった💦
クルマを運転する時の
夏の
眩しさを唯一遮るものに
軽減するモノに
サンバイザー
フロントシートの
天井にある
日よけですが…
僕が知る
古いワーゲンの
1950年代のクルマにも
この
サンバイザーが
ついています
驚きませんか
1950年代って
70年も昔のクルマに
現代車と変わらない
サンバイザーが
備わっている
昔の知恵というのか
おばあちゃんの知恵袋のような
優れたアイディアって
普遍的なんですね
今のクルマにも
まったく同じものがついている
その庇の話
ひさしって読みます
そういえば今
テレビでのんびりと野球観戦してるよ!って
友だちからLINEが届きましたが
その普遍的なモノがもうひとつ
野球帽
今風に言い換えると
キャップ
ベースボールキャップ
その
キャップにも
庇があるように
昔から
シルエットが変わっていない
つばがある
今の家づくりで
夏の室内への日射の防止に
昼間でも
カーテンは開けない
閉めたままにしておくといい
特に
南面と西面の
部屋の室温の上昇を防ぐために
カーテンは
閉めたままの方がいいと
僕は言いますが
現状あるものを
どう使うかという場合の話です
実は
陽射しのシャットアウトには
室内のカーテンを閉めることよりも
屋外の
南に面する窓の
外側に
窓の屋外に
ルーバーとか
野球帽のような
庇(ひさし)を設けることで
夏の
室温の上昇を
抑えることができる
有効な手段なんです
建物の外側で
強い日差しをシャットアウトすることが
大事
なぜカーテンが
それよりも
有効でないかと言えば
カーテンは
室内にあるので
陽射しはいったん室内に入ってから
カーテンで遮られるので
熱は
しっかりと
室内に運び込まれているからなのです
熱を屋内に入れる前に
家の外で
シャットアウトすることが大事
夏の日差しを
室内に入れないことと
熱量を室内に入れないという
つまりは
昔のおばあちゃんの知恵袋
昔から変わらない
すだれが
理に適った優れモノなんです
最近の家にも
すだれがかかった家をよく見ます
陽射しをシャットアウトしても
風を通す
室内から
すだれ越しに外を見ることもできる
おばあちゃんの知恵袋
古くからの
知恵って
まったく不思議に
現代にも通用するんですね
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している