既存住宅の断熱性能を上げるには…

 

毎日暑くて

 

 

今日の日曜日は

どこにも行きません

家から出ません…

 

 

 

というのか

暑くて

外に出れない！

 

 

 

連日の猛暑で

疲れていませんか…？

 

 

 

僕も昼過ぎから

快適な家の中

ソファーでだらけています

 

 

 

 

アパート住まいの

息子が帰ってきて言うには…

 

 

 

エアコンを入れた状態の

アパートの部屋と

実家の涼しさは全く違う

 

 

 

住み比べてみると

はっきり五感でわかること

 

 

 

アパートのエアコンは

エアコンの機能よりも

室内の断熱環境が基本的に違うので

 

 

中途半端な断熱施工は

 

いくら冷房を強くしても

冷えない部屋は

根本的に

 

壁の中が違います

 

 

 

 

築

20年も過ぎたアパートの壁の中は

たぶん何もないくらい空洞の壁の中

 

 

どんなに

電気代を消費しても

 

暑さは冷たいものに移動するので

 

 

外の暑さが

外壁を通して家の中に伝わる

いたちごっこ

 

 

 

 

ここで確認ですが

 

 

断熱材は

字のごとく

熱を断つものであって

 

 

寒い冬を

温めるものではなく

 

 

夏の暑い日を

冷やすものでもないのです

 

 

熱の伝わりを

止めるものを断熱材と言います

 

 

 

断熱性能が悪いと

外の暑さを家の中に伝えてしまうから

エアコンを入れても家が冷えない

 

 

外壁に近い部分は

むっとするような

 

 

 

既存の住宅に

まるで新築のような

高性能断熱材を施工するには？

 

 

 

 

どうしたらいいか？

 

 

 

 

 

予算との相談も必要ですが

洗濯の手段として

 

 

外壁を壊して

外側から

断熱時を施工する方法と…

 

 

室内の

外壁に面する壁を壊して

断熱材を施工する方法

 

 

その二通りの施工方法があります

 

 

 

 

外壁を壊すか

室内側を壊すか

 

 

どちらの方法を選択しても

発泡ウレタンの

断熱材を

吹き付けるのがよいと思いますが

 

 

これは新築工事の室内側からのウレタン施工の状態

 

 

それぞれの方法の

メリットと

デメリットをお伝えすると

 

 

 

 

外壁を壊して

断熱材を施工する場合は

 

 

外壁の全面に

足場をかける必要があります

 

 

 

 

外壁を撤去した後の

壁は

室内の仕上げ材だけが

 

 

工事期間中

唯一の

外部との境界線なので

 

 

外回りを仮の材料で囲い

 

 

安全対策に

仮設の壁の設置と

養生も必要になります

 

 

断熱材の施工には

外壁を全面解体するので

 

 

 

 

断熱材の施工が完了したら

新たに

外壁の復旧工事が必要になります

 

 

 

 

外壁をいじりたくない場合は

室内から

断熱材を施工するので

 

 

まったく不便ですが

工事期間中の

仮住まいが必要ですね

 

 

 

壁を壊すので

床から

壊さない壁までの

 

 

部屋の養生にも注意を払い

 

 

工事中は

ほぼすべての部屋の壁を壊すことになるので

お風呂も

トイレも

 

 

使用できなくなると…

 

やっぱり

工事期間中は

別な場所に

仮住まいが必要です

 

 

 

 

既存住宅を

新築のような

最新の断熱材に変更するには

 

 

壁の他に

天井と

床下の断熱材の施工

 

 

つまりは…

 

家を六面体の箱と考えると

 

床の一面

天井の一面

壁の四面

 

 

合計

六面体の

断熱材の施工が必要になります

 

 

そこまでが

断熱施工

 

 

断熱施工に

付随して

必要な工事を上げれば

 

 

 

築20年を超える家なら

 

 

換気システムが計画されているか？

耐震補強の必要があるか？

 

 

 

 

 

この二点についても

見直す必要があります

 

 

なので

打ち合わせがいかに大事なのか？

ちょっとしたリフォームでも

 

 

業者さん

相手のことがわかるまで

何度も打ち合わせをした方がいいです

 

 

 

それではまた明日。