
少子高齢化
生まれてくる子どもたちが
少ない
出生率の低下から若年齢層の減少
平均寿命が延びたことで
人口に占める
高齢者の割合の増加
日本は正に
少子高齢化が進行しているのですが
働ける世代の減少により
社会保険料の負担
年金はさて…もらえるのか?
2010年の人口のピーク
1億2800万人から
人口の減少がはじまりました
全国の空き家率
それも
少子高齢化が
無関係とは言えません
2024年のデータでは
日本の全国の空き家率が
13.8%
900万戸の空き家
信州の
長野県の総住宅数の空き家率では
20%に届く勢い
住宅の新築着工数が減り
それに代わって
既存住宅をリフォームする時代に
来ていますが
リフォーム工事というのは
新築工事とちがって
奥が深いと思います
更地に新たに建てる
新築工事は全てがクリアな状態から
工事がはじまります
しかし
それに対して
リフォーム工事とは
壊してみないと
どう処理していいのか
判断できない
隠れた部分が多いので
目視からの
現状を見る限り
見には見えない部分
症状と
その対応の手段が
目視の時点では結論が出せにくい
リフォームこそ
技術力と経験のある
現場監督と職人が必要です
人で例えるなら
人間ドッグ
定期健康診断で
うっすらと影が見える
その疑いが見受けられると
精密検査で
詳しく調べることができる
としても…
家の場合は
床下の腐り
浴室の壁の中のシロアリ被害
壁の中の断熱の状況は
優良なのか?
家のリフォーム工事は
壁の中を
床をこわしてみないと
症状がどれだけ悪い状態なのか
見えない場合があります
なので
ここからが大事
業者さんから
見積もりをいただく時に
『不明点は
別途見積もりとさせていただきます。』
見積書に
このように
記載されていると
一見それらしい
なるほど!と思いがちですが
ここにカラクリがあります
契約後に
工事がはじまってから
このような症状だったので
別途
これだけの金額が発生します
安い金額で
ツバをつけてから
その後
高額な請求書が届いたら
どうします?
理想を言うなら
この工事には
今現在
壁の中が確認できない
床下の症状も確認できない部分もあります
まずは
我々が想像できる状態
その状態を解決させるための
見積金額を含めて
提示します
もし
工事がはじまって
想定している事態を避けることができたら
当初
可能性を想定していた
金額に関しては減額をすることを
お約束して
この見積書を提示させていただきます
そう言われた方が
安心ではないですか?
後から
想像以上の
追加の金額を加算されるより
リフォーム工事には
開けてみないとわからない
カラクリにご用心
そのクリアになっていないことを
上手に
請求してくる悪徳な業者さんには
気をつけてください
リフォームの勉強会を開催します
気になるところ
ないですか…?
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している