
今年のGWは
最大11連休なんですねー
八田建設は
暦通り
明日から
4日間のお休みをいただきます
その
休み前の前夜祭に
友人と居酒屋で飲んでいると
後ろの小上がりの
グループから
いやでも
気になるワードが耳に入ってくる
そのキーワードが
古いクルマ
ワーゲンバス
ポルシェ356
あの時代のクルマが好き…
これが1969年のワーゲンバス
知らない人でも
会話に入ってみると…
あの時代のクルマたちが
カッコよかった
と
どうやら古いクルマが好きな
グループだったので
話がはずんでしまった
確かに
僕が所有する古いクルマも
1968年製と1969年製の二台は
生産されてから
56年…57年の時間が過ぎているけど
今でも
車検を取得して
公道を走ることができる
高速道路でも
300キロの道のりを走らせる
まだまだ
相棒でいてほしいと思う
古いクルマたち
日本人の国民性は
古いものに対して
古くて大丈夫なの?
不安という感情が付いてくるので
確かに
50年も昔のかんたんな装備を頼りに
走らせるには不安はある
ABSもない
エアバッグもない
ブレーキは効かない
パワーステアリングではない
クルマの判断で止まってもくれない
でも
今の基準の
車検が通り
公道を走らせても
大丈夫という
お墨付きがついたクルマなので
特別不安な気持ちはない…
それは
古いクルマに偏見をもたない
クルマ好きだからこそかもしれない
クルマは
10年過ぎると故障が増えて不安
10万キロ過ぎても大丈夫?
という
日本人の古いものに対する
偏った見方がある
そこで
住宅事情はというと…
大手ハウスメーカーさんの
新築のサイクルを
新築受注の回転率を早めたい
家は
25年過ぎたら
建て替えるべきです
こんなことを言う
営業さんがいるらしい
なぜ?
まだローンの返済も終わらないでしょ
地元の
住宅建設会社の代表は
不思議に思うだろう
親が建てた家
子どものころの家族と過ごした時間を
思い浮かべる
この家には
楽しかった思い出が詰まっている
だから
僕の代では壊せない
なんとか
リフォームして
安全な家に生まれ変わらせてほしい
そんな
ご家族がいる限り
危険だから
建て替えましょうと
安易には言えない
この家の
面影を残しつつ
今の時代の
安全基準
断熱性能まで上げる
この家を残せる方法はないものか?
家族と過ごした
古いものを残したいと思う
性能が劣っているなら
上げればいい
モノより
コトを大事にする
そんな人の
支えになりたいと
古いものが
ダメなものではない…と
ここが
僕の家づくりの
根底にあるモノです
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している