
朝ドラの
あんぱん
今日は
豪ちゃんが出征する
壮行会のシーン
豪ちゃんを見る
蘭子の
とても切なそうな表情とか
駅に向かう豪ちゃんを
追いかけて
お互いの気持ちを伝えたい
でも伝えられない
歯がゆいシーンとその後の
蘭子ちゃんのお芝居が
とてもよくて
この俳優さん
きっと
成長するだろーなー
話を朝田家に戻すと
朝田家の
奥座敷では
身内からごく親しい人だけでも
数十人を招いての壮行会
ドラマを観てると
御台所があって
その奥に座敷と奥座敷だったような
当時の
和風の木造住宅
たたみの間があって
お茶の間と
床の間のある奥座敷のある家が
今の日本に
たたみの部屋が三部屋もある家が
どれだけ日常的に使われているでしょうか?
まず
新築の家ではないと思う
こんな大きな家は
なかなか建たない
とてものお金持ちの家なら
そんな家を建てるのかもしれないけど
住宅の一次取得の
子育て世代の建てる家ではなさそう
その
和室の続き間のある家は
僕が幼少の頃のおばあちゃんの家のように
日本の家は
時代の変化とともに
日本人の生活スタイルが変わり
内観も
外観も激しく変化して
家の外観を見ると
築何年ぐらいの家か?
プロの目には大体わかってしまう
それだけ
日本の家は
15年から20年のサイクルで
その時代を表す
家の外観デザインに
流行という特徴がありました
つまりは
スタンダードになれなかった
ただの流行りってやつです
ということは
家のスタンダードというデザインは
既になかったと言っていいかも
確かにスタンダードと言われたはずの
日本の和風の家は
瓦屋根の
趣のある入母屋の屋根と
切妻の屋根まで
今でも存在していますが
それから
鉄板屋根が普及すると
屋根勾配のゆるい屋根が普及して
洋瓦の家が流行りはじめて
つい最近は
片流れの屋根の家が多い
これから
20年が過ぎたころ
片流れの家を見ると
2020年代の
築20年ごろに流行った家でしょうか?
という言われてしまうのか…
日本の家の外観は
今後どんな風に
トレンドが変わってゆくのか?
というのは
欧米では
スクラップ&ビルドを規制する
アメリカでは
築100年の家は当たり前に存在して
その家を必要とする
新しいオーナーに引き継がれ
外壁のペンキは
その間に何度もきれいに塗り重ねられて
ペンキの厚みだけでも3㎜はあるという
ヨーロッパの
石の文化も
文化財の保護のように
壊すことに規制を受ける
20年単位で
その時代の流行が
形として残る日本の家よりも
新築の住宅価格が値上がって
それなら
なおのこと
長く残せる家をつくるべき
これからは
何十年も必要とされる家を
サスティナブルな
次の時代へ引き継がれる
価値のある家
流行り廃りに
左右されない
日本のいい家を
造らなければいけないと
感じる筆者でした
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している