
ネコって
賢い
犬も賢いけど
ネコはさり気なくスマート
ペットと暮らす
わが家にはネコがいますが
最近
日中はほぼ僕のベッドで
布団と毛布の上で
ちょうど彼のサイズ感でくぼんでいる
ネコは自分のサイズ感を
口ひげで認識します
口元だけでなく目の上にも…
よく見ると
顔のひげを結ぶと
なんとなく丸くなって生えているヒゲ
家族に遊ばれていますが…まんざらでもない様子
ネコのひげは神経とつながっていて
そのひげで
空間を認識する
センサーのようなものを
持っているから
狭い通路
障害物なんてなんのその
ひげが当たる感覚で
すき間を通れるか判断しているのです
ヒトよりもすごい
人も犬も
途中まで入ってみたけど
やっぱり無理だったて
そんなことがない
スマートで
完璧な仕事をするネコ
最近の
片付かない家の廊下
衣類ケースとかいろいろ交わしながら
移動すると
ネコのようにはいかない
障害物でヒヤッとすること
ありませんか?
転ばないように
気をつける
それよりも
転ばぬ先の杖
片付ければいいんだけど
その廊下ですが
階段の幅も含めて
もう少し広いと良かった
友だちの家の廊下は
私んちより広かったような気がする…
そう感じたら
その廊下の幅について…
日本の家は
昔からのモジュールに
尺貫法が使われていました
一尺
三尺聞いたことあるかもしれない?
廊下の幅
階段の幅
トイレの幅も
たたみの大きさも
基本三尺
一尺の倍数で大きさを決めていたので
910mm
正確に言えば909mmが三尺なのですが
その1/3が一尺で
303㎜になります
お友達の家が
わが家より少し広く感じたなら
そのモジュールに工夫をして
幅を広くしているはずです
三尺の909mmは設計図上の芯寸法なので
柱の太さと
仕上がりの厚さを引くと
約765mmから約780㎜の
内法寸法しかない
少し狭く感じる
そこで
工夫することは
三尺に一尺の半分を足して
909㎜+151㎜=1060㎜の廊下幅を確保する
設計をしてもらうと
内法で
約915㎜から930㎜程の幅を確保して
圧迫感のない廊下になります
なんとなく
実家の廊下が狭かったと感じたとき
芯寸法で三尺幅909㎜の廊下が
15センチ広くなると
開放感が違います
居室は三尺のモジュールを採用しても
廊下
階段
トイレ幅を3.5尺の1060㎜で
プランを考えてもらうと
友だちの家で感じた
「なんだかちょっと広い」
そんな空間を実現できます
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している