
3月11日は
3.11と言われるほど
忘れられない日であって
日本で起きた大きな災害
いくつものその日を教訓として
無意識に防災の日として意識するなら
一年を通すと私たちに
防災の日は
何日記憶されているのか…?
1995年の1.17
阪神淡路大震災から
建築士
住宅会社
建設会社に課せられる
木造住宅の安全基準が
つまりは人の命を守る
住宅の基準が厳しく変わり
その基準は
大きな地震が起きるごとに見直されています
先日
町の自治会便りと一緒に
この地域の
洪水・土砂災害ハザードマップが届きました
このマップには
浸水想定区域
市内を流れる河川が大雨により増水し
氾濫した場合に浸水が想定される範囲と
その深さの情報の記載
土砂災害警戒区域等
土砂災害が
発生する恐れがある箇所が記されています
今の居住地が安全なのか
何に気をつけるべきか
これから
購入しようとするエリアには
どのようなリスクが隠れているのか?
その最低限の
土地の情報はチェックするべきこと
その上で
我々建築士が
オーナー様の気になる土地を
下見調査で意識することは
方位、敷地に対しての道路の位置
隣地の建物の配置から
オーナー様の家がどのように影響を受けるか?
つまりは太陽の動き
日の当たり方と
日影の影響
あなたが選ぶ土地は
日本のある意味
一点モノなので
隣地の状況まで含めると
どこの条件とも
同じものはない土地なのです
その土地に
どのように日が差し込んで
隣地の建物から
どのように日影の影響を受けるか?
家は
その土地の環境と癖までも
盛り込んで設計されるものなので
その一点モノの土地に
豪華なカタログから用意された
お気に入りのプランを建てたとしても
その土地に果たして
適切なプランではない
そんなことも
理解しておくと
家は
選んだ土地の状況を受け止めた
プランを作ることが大事だって
わかっていただけるでしょうか
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している