
地方都市に行ったときの
ぶらり入った居酒屋で
本当に何十年ぶりに
ひとり居酒屋で飲んだ時の
駅前の繁華街で
遅い食事をとろうと
はじめての
街を散策していると
とにかく人が多い
魚料理の
お店に入ると
まだ20時だっていうのに
出来上がっている若者たち
カウンターで
飲んでいても
右から
左から
声が大きいから
聞きたくもないのに
人の話が
ガンガンと耳に入ってくる
仕切りのない
カウンター越しから
魚をさばく様子が見えるのも
ひとりカウンターで飲む
オープンキッチンの
おもしろさ
でも
活気ある地方都市の夜はさわがしいから
早めに切り上げてホテルに戻ったはなし
家の計画で
たとえば同じプランでも
その部屋の細かな仕切りを設ける
プライバシーを大事にする
家族の家と
あたしの部屋に入らないで!
ウチは
ゆったり暮らしたいから
オープンでいいの
間取りに
変化のない同じプランでも
細かな
間仕切りを設けるか?
それとも
オープンに
なるべく仕切らないか?
同じプランでも
家の雰囲気は
大きく変わります
例えばですが
平屋の二階…といっても
本当の2階ではなく
ロフトの世界
子どもたちが帰省した時の
お孫ちゃんによろこばれるような
小屋裏部屋に
ドアと仕切りは必要か?
その先は
階下が見えるような
おばあちゃんから
『ご飯ができたよー』と
ダイレクトに聞こえる
家族を身近に感じる家
子どもたちの部屋も
天井まで
壁で仕切らなくても
天井に近い壁は
ふさがないでオープンに
壁を仕切りのような役割とするのも賛成です
すべて壁にしないで、天井に近い壁をオープンにする
家族の
様子が少しだけわかるように…
でも
それは
親の都合かもしれませんが
小さな子どものころから
暮らしているなら
違和感は感じないと思います
ぜひ
全てを仕切らないで
少しの空間で
となりの部屋とのつながりを設けるのも
家族で暮らす家だからこそ
そんなに
ぎっちりと
プライバシーだなんて仕切らなくても
いいかなと思います
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している