
最近の
物価高騰
この7月の値上げも
原材料費に加えて
物流コストの上昇
労働コストに
円安による輸入コスト
それらの重なった要因で
7月からまた値上げです
男は
価格の変化に疎いので…
それでも
コンビニの
カップヌードルが200円オーバーしてた
100円で買えたはずの
板チョコが200円になっていたことには
さすがに気がつきました
高校生の頃は
お昼後のおやつの
カップヌードルは
あの頃は無税で100円だったのに
ポケットのおこづかいで
そこそこ好きなことができたのに
今の高校生もかわいそう
住宅価格も高騰しているので
各社それぞれ工夫して
家をコンパクトに坪数を下げることを
課題にしている会社が多い
今の時代
実は
20年前のあの頃は
過剰な値引きが多かったのに
今では大きな値引きをする話は
あまり聞かなくなりました
利益幅も少ないので
できないと思います
大きなハウスメーカーさんは
他社と競争になった時の一手に
車一台買えるような
値引きをした話
よく耳にしました
お客様が他社と価格を比べていると
値引きで他社を負かしていた時代
なぜ
その話を忘れないかと言えば
新築工事で
競合している会社に負けないように
耳にした金額が
300万円台!だったので
忘れるわけがありません
常識では
あり得ない話を聞いたので
競争になったら
価格で勝負する
はじめから
値引いた金額が本来の適正な価格では?
正規の価格にするべきではないか?
と僕は思いました
それぐらいの値引きができた
大きなハウスメーカーさんはすごいのか?
はじめから
値引きを前提に
上乗せしていると思われそうです
実は
その値引き
特に過剰な値引きの落とし穴
普通に考えると
見積金額の約10%を値引きしてしまったら
何を節約すると思いますか?
自社の
利益を減らすことはありえないなら
その
値引きのリスクは
協力業者さんに押し付けられていたのです
それでは
協力会社さんが
いい仕事が
できるはずがないですよね
大きな
過剰な値引きの裏に潜む
住宅業界のカラクリ
協力業者さんに
耳を貸して
意見を聞いてから
工事の単価を
相談する
お互い納得した
報酬で
仕事をしてもらうほうが
間違いなくいい家ができる
トラブルも回避できる
それを意識して努力している会社の方が
もちろん多いです
でも
そんな裏事情
正当な理由なく
大きな値引きをしてもらった…?
それは
はたして
よろこぶべきことでしょうか?
何かカラクリがあると
疑ってしまった20年前の
住宅事情でした
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している