古いクルマを
走らせていても
バイクで
走っているときも
安全に配慮しながらも
素敵な日本の景色と家を見て
美味いものを食べて
走る
それがツーリングの楽しみ
おー
なかなか素敵な
和の古い家も
デザインが海外のような
店舗にも
惹かれます
日本って
いろんな外観の家がありますよね
ある意味自由な国の
日本
地域ごとに
景観の条例があっても
もっと広いエリアでの規制はゆるいので
自由な建物が
選べます
最近
死語ではないかと思う
聞かなくなった用語に
「洋風住宅」
と
「和風住宅」
最近の新築住宅を見ても
和の香りがする家が見当たらない…
家を建築物とみるか
住まいとみるか…?
和瓦を葺く家を見ない
時々見かけた瓦の工事も
一昔流行った
プロバンススタイルの家
南風を感じる
スタッコ調の洋瓦の屋根も
最近の新しい住宅には見られない
なぜでしょうね…?
和瓦の家が
建たない
あえて
高額な瓦屋根にする理由もない
和風の家には興味がない世代の家づくり
住宅メーカーからの提案もない
そのほかに考えられる
理由を並べると…
地震対策
台風対策
ソーラーパネルの設置
もしかしたら
瓦職人の不足も考えられるのですが
あえて
瓦を選ばない人が多い理由に
地震、台風、ソーラーパネルの
この三点だと思うのですが
瓦屋根は重いから
地震に弱い
台風で
瓦が飛ばされる
ニュースを見た
近年の
大きな地震に
1995年の阪神淡路大震災が
古い家の倒壊の映像には
ほとんどの家が瓦屋根
瓦屋根は
地震に弱いみたい…。
そんな風潮になったと思います。
倒壊したほとんどの家は
今の耐震基準を
満たさない古い時代の家
1981年以前の
旧耐震基準の家
「既存不適格住宅」に該当していた家
1981年以前の家なら
僕の実家も
既存不適格住宅に当てはまる…
阪神淡路大震災の教訓から
2000年に基準法が改正
耐震基準が変わって
重い瓦より
軽い鋼板の屋根が主流になったのも
たぶんここが変わり目
親との同居も減り
和風住宅が
一気に少なくなった頃
あの時代の
子育て世代に向けた核家族の
家づくりが
その時代の
家を建てたからでしょう
ソーラーパネルの普及も
関係していると思うのは
ソーラーパネルを
屋根に乗せれば
ほとんどの屋根は見えなくなってしまうので
わざわざ
高額な瓦屋根にすると
設置の難しさも
見えなくなってしまうのも理由にあると思います
いつの間にか
和の家をリクエストされることもなくなり
静かに
瓦屋根から離れていましたが
信州の瓦は
いぶし銀
銀黒と呼ばれる
うっすらと
銀色ががった瓦屋根が魅力の街
信州須坂も
お隣の小布施町にも
歴史を感じる
和の建物が多いので
家づくりは
和から離れても
目に入った
日本の風景を
こんな街並みを歩いてみたかったと
感じてほしいです。
和の話に…
畳の部屋に
念願だった茶室の雰囲気に…
畳も表替えをしました
茶室(水屋)-電熱式炉壇 炉壇受け 耐火構造炉壇 置炉の専門サイト【SKK佐々木工業】 (sasaki-kougyo.com)
家を建てて15年
ユニット式の電気炉で
我が家に
茶室の雰囲気を叶えたご主人の茶道具
子どもたちが巣立った後の
これからのご夫婦の
趣味の時間を楽しんでください。
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している