
人の仕事とは…?
モノを売る仕事と
自分の
スキルを売る仕事に分かれているのだろうと…
求人情報の一覧には
モノではなく
キミを売ろう
モノを売るのではなく
サービスを売る
自分の仕事に例えると…
自分が身を置いている
この業界を見ていると
確かに家を売る
家を建てる仕事ではあるのですが
出会った
オーナー様との家づくりの
打ち合わせから
そのプロセスを大事にしている
住宅会社と
ただ家を売る
ただ家を建てるだけの会社に
別れていると思います
ただモノを売るだけなら
時間の流れを後悔することは
ないでしょう
でも
オーナー様に
自分の経験から
アドバイスをする
私が蓄えてきたスキルを伝えるとなると
お伝えするタイミングとは
その伝えるべきタイミングがあります
その時間をとても大切にしている
プロの方
例えば
歌手なら
ほぼ毎日ステージに立つ
歌手は
同じ歌を毎日
歌っているのかもしれない
でも
プロの歌手は
同じ歌を
何百回
何千回と
ステージで歌っても
今日のステージを観に来てくれた
お客様ははじめてかもしれない
そのステージの
はじめて私の生の歌を聴く人がいるなら
一度でも
手を抜くことはできない
だから
喉を冷やさないように
カラダを温めて発声の練習を欠かさない
先日
野球の星に帰っていった
長島選手も同じことを言っていました
お小遣いを貯めて
野球を観に来てくれる子どもたちのために
一度でも手を抜いたプレイはできない
だから僕は一生懸命に
魅せる野球をプレイしたい
それが
もしかしたら
モノを売るのではなく
自分のスキルを売る仕事なんだと
私たちも
確かに
モノを売る
家を建てる仕事で
家を売る仕事であるのだけど
そのプロセスから考えると
実は
私たちが
蓄えてきたスキルを売っている
リフォームの打ち合わせに
営業さんの邪魔をしないように
打ち合わせに参加すると
例えば
プランの提案に
ここをこうしたらどうだろう…
色決めの時にも
この外観だったら
メインカラーは
こんな色を選ぶのも
大胆でいいと思うのですが…
つい
営業さんの邪魔をしても
口をはさみたくなるのは
私も気がつくと
オーナー様の家づくりに
一生懸命になっている
人生
同じ時間は
繰り返さないとわかっているから
このオーナー様の家づくりの
打ち合わせ
この一瞬の時間は
二度と戻らないから
我々スタッフも
一生懸命に向き合いたい
そう
私たちは
確かに完成すれば
モノ
家を売っているのかもしれませんが
経過を見ると
ただ
家というものを売っているのではなくて
家を完成させるまでの
プロセスと
自分自身が身に着けてきた
スキルを売っているのだと
思っています
だから
その一瞬の時を大事にしたいと思います
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している