
先週
九州地方は梅雨入りしたようですが
今日の信州も
陽射しが出たり隠れたり
太陽が雲に隠れると
今にも雨が降り出しそうな
今週の週間予報は
雨模様の
マークが並んでいます
でも
日が差すと
すでに
25℃オーバーの夏日
ワンちゃん
ネコのいる家では
エアコンのスイッチを
入れようか?
どの家も微妙な季節ですね
それは
それぞれの家の断熱性能の違いがある
わが家の快適さは
お隣の家の快適さと
ちがうかもしれない
と思って下さい
お隣さんの芝が青い理由と
となりの家はわが家よりも涼しい理由…
それは
どの家も同じ環境基準ではないこと
初夏の
外気温が25℃であっても
エアコンを必要としない家と
エアコンを入れないとアツく感じる家があります
同じように
地震に対しても
同じ震度で耐える家と
危険を感じる家があるのは…
その家を建てた年代
時期の
建築基準が違うから…
それってどういうことかと
言えば
住宅建築を
大きく分けると
1981年5月以前の
l旧耐震基準の家
1981年6月から
2000年5月までの
新耐震基準の家
2000年6月からの
現行耐震基準に沿って造られた家
この三つに
耐震の基準がわかれています
自分の家が
どの時代につくられた家か調べると
1981年の6月から施行された
新耐震基準が
大きな節目
震度5の地震が起きても
建物はほとんど損傷しない
そう言われた基準から
1995年の
阪神淡路大震災では
新耐震基準で建てられた家の被害は
比較的軽微であっても
それ以前の
旧耐震基準の家に被害が大きかった
2000年の
現行耐震基準に沿った家は
それから補強金物の見直しなどで
さらに
震度6~7であっても
建物は倒壊しない
強さを手に入れました
その基準と言っても
人が確実に避難できる時間の確保
それが耐震基準の目的なのですが
その
改正と同じように
断熱性能も
住宅会社の任意で
改善されて
断熱性能は
その地域と
各社の考え方であって
基準が統一されてきたわけではないので
今夜も熱帯夜
朝まで眠れなかったご家族と
そんなご家族をよそ目に
朝までぐっすりお休みできる
住宅環境を持っている家がある
となりの家は
芝も青いし
わが家より涼しいみたい
その違いがあるのです
人は
一つずつ年を重ねるので
来年の夏は
今まで以上に体力も心配なこと
断熱の見直しを
夏の訪れの前に解決する
既存の壁に
断熱材を重ねる
付加断熱という
断熱リフォームの
選択も扱っています
詳しくは
あらためてブログにてお話しします
それではまた明日。
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している