一級建築士と共に創る家族の未来!家族の笑顔をデザインする
長野県須坂市の八田建設

家は全面改修よりも、建て替えたほうが安いのか?

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ちょっと古い家のはなし
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どこの地域に行ったとしても

キョロキョロと

意識するものは家

 

 

職業柄なんでしょうね

 

 

 

目に入ってくるのが家です

 

 

 

気がつくとつい家を見ています

もちろん

 

 

気になる

新しい家も目にとまりますが

 

 

 

その土地柄や

歴史を伝えるような

既存住宅

 

 

築50年ならまだ新しい家かもしれない

それ以上に

家族が必要として残してきた家

 

 

 

先日

三重県の津市まで

行ったときのこと

 

 

 

新しい住宅の中に

混ざって

 

 

古くて大きな民家

和風建築がまだまだ残されている

 

 

見たところ

信州の瓦とは

微妙に色合いが違う瓦屋根に

 

 

装飾された

杉板張りの外壁を見ると…

 

 

もちろん知らない土地なので

もしかしたら

 

 

 

海が近いのかもしれない?

 

 

海が近い家は

塩害の対策に

壁に板を張る理由がある…

 

 

古い家には

その土地の知恵が反映されています

 

 

 

 

 

瓦屋根も所々

ランダムに色合いが微妙に違うので

傷んだ古い瓦部分だけを

 

 

新しい瓦を入れ替えたのでしょうか?

 

 

 

京都の古い生垣に

使われている竹

 

 

 

日本の『侘び寂び』の世界を感じさせる

 

 

傷んだ竹垣を

全て新しく作り変えるのではなく

 

 

特に傷んだ部分だけを

交換して

新しい竹に入れ替える

 

 

 

 

古さから

静けさから感じる

複合の美しさ

 

 

枯れたものから趣を感じ

感情が揺れ動く

 

 

 

古いモノ

古い家からも感じるものがあります

 

 

 

 

さて

自分の仕事に戻ると…

 

 

家づくりで

築50年ぐらいの家を

全面リフォームする計画

 

 

時々

このような仕事の依頼を受けます

 

 

それは

家の全面改修

家のほとんどを手作業で壊して

 

 

当時の

柱と梁

屋根の骨組みまでを残した家を

 

 

今の時代に適う家に

復旧する

 

 

間取りの変更

 

 

柱を抜いて

今までの細かく仕切られていた部屋を

広い空間の部屋に改修する

 

 

オーナー様を交えて

いろんな

アイディアが出るので

 

 

 

建築士にとっても

夢のある仕事です

 

 

ですが

この全面改修の家づくりは

 

 

 

時々壁にぶつかることがあります

 

 

 

もし

今まで住んできた家に愛着があって

この家をこれからも残したい

 

 

そんな人には

家を壊して建て替えるよりも

 

 

 

少しの面影を残しながら

今の時代に適う家に

 

 

それは

断熱性能と

安全面の向上を含めて

 

復旧することも僕は賛成です

 

 

 

しかし

そのなぜ壁にぶつかるかと言えば

 

 

新しい家に建て替えたほうが

ひょっとして

安いかもしれない…

 

 

 

そんなことを

ふと思うときです

 

 

 

 

そんな時は

原点に戻り

 

 

この物語のはじまりは

家を新しく建て替えるのではなく

今の家を残したいのか…?

 

 

 

面影を残す選択と

新しく建て替える選択を

 

 

その理由をもう一度

自分に問いかけてください

 

 

 

それではまた明日。

 

 

 

 

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家族の未来も創造する
ホームスタイリスト

                               
名前八田 芳美
住まい長野県

Profile

1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。

父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。

家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。

八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している

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