今夜の信州
もう
冬が近づいています
夜中の最低気温は
0℃に届きそうな…
このころになると
信州人は
慌ててスタッドレスタイヤに交換
朝起きて
積雪があると
スタッドレスタイヤでなければ出勤できない
標高800mに近い
この建物の周りには
いよいよ雪のシーズン
室内の
窓から眺めると
うっすらと
白いジュータンに
変わりはじめています
冬の引き渡しになる
建物の注意点に…
家のご契約の時期は
大きく分けると
春のご契約
夏のご契約
秋のご契約に分かれます
それは
逆算すると
家の完成の流れから
春のご契約は
お盆前の引き渡しに向けて
夏のご契約は
クリスマス
暮れのお引き渡しに向けて
秋のご契約は
年度末の3月のお引き渡しに向けて
ご契約を進めることが多いので
その
お引き渡し
ということは
それぞれ
お盆の完成
暮れの完成
初春の完成に向けて
工事が進んでいくのですが
一年を通して
完成時期を
想像してみてください
お盆の完成なら
猛暑の頃の完成
生活がはじまる頃はエアコンが手放せない
暮れの完成引き渡しを
想像すると
雪が舞う
暖房が必要な頃の
お引き渡しになります
家が完成してすぐに雪化粧になってしまったら…
最後に
初春の完成なら
どうでしょう
まだ少し肌寒いとしても
自然の環境の中での
家の完成
まだ若葉の季節
家の完成の時期を
意識すると
人工的な
室内環境を必要とする季節の
お引き渡しと
窓を開けたい
自然環境のなかのお引き渡しなら
家に負担をかけにくい
初春の完成時期
逆算すると
秋ごろにご契約して
3月の初春に向けて工事を進めると
家が完成することは
まだ
エアコンも必要ないころ
このころは
比較的
木に負担がかからない季節です
建物が完成して
すぐに
急激に家の中を暖める必要がある
冬の日の引き渡し
急激な暖房は
特に無垢の材木なら
乾燥によって収縮してしまうので
木と木の間に
すき間ができてしまうことも想定できます
とくに
和室の
無垢の木を使う家には
急激な
乾燥を与えないように
注意が必要かもしれません
理想の季節と言うわけではありませんが
木に負担のかからない季節
使い方次第ですね
それではまた明日。
明日の朝の冷え込みには
ご注意ください
Profile
1965年に長野県須坂市で生まれ
八田建設株式会社の代表取締役であり一級建築士。
父親が創業した会社の二代目として、すでに20年以上にわたり会社を引き継いでいる。
家族の幸せを願い、家づくりの大切さを伝えるためにブログを通じて活動している。
自身の過去の経験から、子育て世代のご夫婦に本当の幸せを感じられる家づくりを提案している。
八田建設はこれまで150棟の家を提供し、家づくりはスペックと価格よりも、家族が幸せに暮らせることが最も重要だと考え、子どもたちと過ごす幸せな時間から巣立った後の夫婦の時間までを見守る家づくりを提案している